
2774ラ米アイデンティティのアラブ人(その2)
(新世界での冒険)
アラブ人のラテンアメリカ移民は、主としてレバノン、パレスチナ、シリアの三か国からの出身で、現在この大陸の全ての国にコミュニティを作っている。
Fearabの会長のフアン・サカルハ教授は、最も最近のアラブ人の移民は、19世紀から20世紀にかけてのオスマントルコ帝国の崩壊後の混乱で、中東に住んでいた住民が150年ほどかけて移ってきたものであると説明する。。
チリから会議にやって来たサカルハによれば、最大のアラブ移民はレバノンからのもので、彼らはブラジルに向かい、20世紀の初めにはピークに達し、現在は1200万人に達する。
彼らはすぐにこの地に溶け込み、その国民となった。
この他、アラブ人コロニーで大きいのは、チリ40万人、アルゼンチン250万人、ベネズエラ30万人である。教授はさらに、チリのアラブ人はパレスチナから、アルゼンチンは、シリア人が多いと言う。
「アラブ人は、よりよい生活を求めて渡ってきた。現在トータルでは1800万人になる。彼らは、完全に同化したアラブ系米州市民である。」
アラブ系ラテンアメリカ人は、学者、作家、商人、芸術家、音楽家、政治家など広範囲に活躍している。
彼らに対する間違った先入観に反して、アラブ人の成功の秘訣は、他民族に対する寛容性である。
「私たちが千年に渡ってスペイン(アル・アンダルース)にいたことから、ラテンアメリカに渡ってくるようになった。」と教授は言う。
一方、パナマで商業を営むカレク・サラマは、「私たちは南国の人間で、ラテンアメリカと同じだ。」サラマは、南米に来た人間でそこに貢献しないアラブ人は一人もいないと話す。
アラブ系ブラジル人ペズケラ・ツマは、他の文化や民族を受け入れやすいことから、彼らは容易に適応できたと説明する。
「ラテンアメリカには国籍、民族の差別がない。皆が一つの(ラテンアメリカ)民族の一部をなしている。」
<写真:イスラム教の存在があるにしても、アラブ人コミュニティはよくまとまっている。>
060407BBC Mundo(Carlos Christian Sanchez):Arabes con identidad latinoamericana)
http://news.bbc.co.uk/hi/spanish/specials/newsid_4887000/4887008.stm