2007/01/05

3825メキシコはイラクの次に危険、ジャーナリスト(070101)

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 「国境なきジャーナリスト協会」によると、ジャーナリストに対する暴力事件は、2006年は最悪の年の一つで、イラクが最も危険だとしている。

 昨年は少なくとも81人のジャーナリスト、32人のメディアに働く人々が死亡、これは1994年以来最大の数である。

 イラクでは4年続けて死者数がトップで、ジャーナリストの死亡は39人で、2005年より15人多い。

 最も目立つ変化は、この不幸なリスとの2位に、メキシコがコロンビアに代わって入ったことである。その死者は9名で、麻薬関係と選挙など社会の変動が原因。
 注目を引いたのは、メキシコのオアハカで住民と政府の抗争に巻き込まれて死亡した、アメリカのカメラマン、ブラッド・ウィルで、この事件では多くのジャーナリストが負傷した。

<写真:ジャーナリストストの死に対するメキシコでの抗議>
(070101BBC Mundo:Solo Irak por encima de Mexico)

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2006/12/16

3725ワシントン、トリプレ・フロンテーラに新たな規制(061207)

 アメリカの財務省は6日、パラグアイ、アルゼンチン、ブラジルの国境地帯、トリプレ・フロンテーラから、レバノンのヒズボラを支援しているとして、9人の個人2つの組織について、米国からの送金を禁止した。

 財務省は、これらの個人、組織はテロ組織ヒズボラを資金的、兵站的に支援しているとし、「彼らは資金、その他の面で、2004年にアメリカにとって「テロリスト」だと指定されたアサド・アーマド・バラカトを支援している。」と説明している。

(12月6日ワシントン発)
(061207La Jornada:Washinton inicia ofensiva contra la Triple Frontera)

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2006/12/11

3689イラン外交官がアルゼンチン司法と会談、AMIA(061128)

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 11月28日、ブエノス・アイレス駐在のイランの担当外交官モセン・バハルバンドが、イスラエル共済会館(AMIA)へのテロ事件に関し、担当のカニコバ・コラル判事と被害者の家族と会談した。

 バハルバンドは改めて、テヘランの関与を否定した。
 その上で、判事に対して事件の真の責任者を明確にするよう求めた。

<写真左:イランは関係を改めて否定、写真右:事件は1994年に起こった。>
(061128BBC Mundo:AMIA: diplo,atico se reune con juez)

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2006/11/22

3607イラン政府がアルゼンチンに抗議、AMIA(061120)

 イラン政府は、AMIAテロ事件のアルゼンチン判決に対し、テヘランのアルゼンチン大使館に抗議の文書を手渡した。

 イラン政府は、同国元高官の逮捕命令を出したカニコバ・コラル判事の決定を「無責任な行動」と非難し、「こうした判断は、米国とイスラエルによる、テヘランに対する攻撃の一例である。」とした。

 ところで、ブエノス・アイレスのクラリン紙が伝えるところでは、19日夜、検察の担当検事、アルベルト・ニスマンが電話伝言で自身と家族を殺すと脅迫されたことを明らかにした。

(061120BBC Mundo:AMIA: Iran objeto captura)

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3604米とイスラエルを非難して次官が辞任、アルゼンチンAMIA問題(061115)

 アルゼンチン社会住宅省の土地担当次官で元ピケテーロ(ピケを張る失業者)のルイス・デリアが14日、イスラエル共催会館(AMIA)爆発事件の判決について、アメリカとイスラエルに汚染されていると発言して、ネストル・キルチネル大統領の批判を受けたことから、辞任した。

 これは、過去4代の政権に嵐を起こしたこの事件の状況を、いっそうエスカレートさせるものと受け止められている。

 デリアは、13日イラン大使館に赴き、こうした発言をした。

(11月14日ブエノス・アイレス発)
(061115La Jornada:Renuncia funcionario argentino tras acusar a EU e Israel de contaminar el caso AMIA)

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2006/11/17

3580アルゼンチンとイランの外交戦(061113)

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 イスラエル共済組合(AMIA)に対するテロ事件で、アルゼンチンとイランは外交戦争に入った。

 アルゼンチン司法の判断に対し、イランはエドアルド・ニスマン検事とフアン・ホセ・ガレアーノ判事の二人を、証拠を改ざんし、テヘランをテロに巻き込んで「反イスラム共和国」の宣伝をしたとして、逮捕の要求で応えた。

 こうした反応に対して、イスラエルは「イランが意図している核開発を達成させないほうが良い。」と応じた。同国のラファエル・エルダ大使は、「こうした事件が再び起こらないで欲しいが、司法を脅迫するような国だから何が起こるかわからない。注意が必要だ。」とコメントした。

 テヘラン政府は、前担当判事が捜査を誤って解任されたことから、アルゼンチン司法が「腐敗」していると批判し、また、イランの国際的地位を弱めようとしているアメリカやイスラエルに操られていると批判している。

<写真:手配の中には元の大統領も含まれている。>
(061113BBC Mundo:Batalla diplomarica)

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2006/11/13

3565ラフサンジャニ元大統領に逮捕命令、アルゼンチン(061109)

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 アルゼンチンのロドルフォ・カニコバ・コラル判事は、8人のイラン元高官の国際手配・逮捕を命じた。
 この中にはアリ・ラフサンジャニ元大統領のほか、当時の外相、当時文化担当参事官だった現治安相などが含まれる。

 判決によると、当時のイラン政府は、イランとの核に関する合意が進展しないことから、アルゼンチンのカルロス・メネム当時大統領に対する報復として、レバノンの武装勢力ヒズボラにテロを命じたとしている。

 12年前のテロは、アルゼンチン史上最悪のテロ行為となったが、この間ただ一人の逮捕者も出なかった。
 このため、フアン・ホセ・ガレアーノ前担当判事は捜査にミスがあったとして解任された。

 こうした決定に対し、ブエノス・アイレスのイラン大使モセン・バハルバンドは、「我々の立場は極めて明確だ。こうした告発は全く根拠のない。告発を裏付ける法的合理性や証拠もない。問題は、検察が犯罪の真の主犯を発見できず、大衆の意見と外国の圧力に屈したことだ。」とコメントした。

<写真左:元大統領の逮捕を命令した。写真右:テロは85人の死者を出した。>
(061109BBC Mundo:AMIA: juez ordena captura de Iranies)

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3561アルゼンチンのヒズボラ(その2/終)(060825)

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<前回は記事3473です>

 以上は公式筋の見解である。では、アルゼンチンに150以上あるアラブ人組織の代表はどのように答えるだろうか?

 最初の見解は、ヒズボラはアルゼンチン国内にも、南米の他のどの地域にも代表をおいていないから、直接的援助の可能性はないとするものである。
 「アルゼンチンから出ていく支援資金は、3つのルートがある。」こう説明するのはアルゼンチン・アラブ団体連合のロベルト・アフアド。
 「大使館が開いた口座に振り込む手段、これはもちろんある。これによって、食料や薬品を購入し公式ルートで送られる。このほかのルートとして、レバノンにいる家族に、住宅再建の資金を送る可能性がある。」

 アフアドによれば、「レバノン政府が、外国で攻撃活動をするヒズボラというグループの存在を認め、軍事活動ではなく人道的活動に対して資金を配分しているかも知れない。」とする。

 アラブあるいはイスラムの組織の大多数は、過激グループへの送金を否定しているが、その可能性があるかも知れないし、送金しているかも知れないとする人々もいる。

 「イスラム普及の家」のモーセン・アリ長老がその一人である。
 アリは、レバノンに送られた資金はその政府に届けられるが、それはわずかだと説明する。アルゼンチンのアラブ人コミュニティは、残念ながら「経済的に強力ではない」からである。

 「我々が問わなければならないのは、我々グループが十分な資金を持っており、それでヒズボラに協力したとき、何が問題なのだろうかということである。彼らは、レバノン議会下院で14の議席を持っている。」
 「我々はヒズボラを称賛している者だ。もし我々に財があれば、アラブ人とレバノンの尊厳を守り、国民の統合を守っている彼らを支援するだろう。」

 最近数週間、テレビやポスター合戦によって、イスラムとユダヤのコミュニティの対立はしばしばで、止まることを知らない。
 距離は遠いが、この南米の国は中東で起こったことから逃れることが出来ないようだ。

<写真左:「我々はヒズボラの称賛者だ。」、写真右:「公式ルートで食料などが送られている。」>
(060825BBC Mundo:Hezbola en Argentina)

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2006/11/12

3559イラン、AMIA爆破関与を否定(061027)

 イランは26日、1994年に起きたイスラエル共済会館(AMIA)爆破事件について、同国高官が関与したとするアルゼンチン検察の見解を否定した。

 「既に、インターポールのような国際組織が、イランは関与していないと確認している。これは根拠のないものであり、今回の告発はシオニストの政治目的から出たものである。」と同国外務省スポークスマンが声明した。

(テヘラン発061027La Jornada:Iran rechaza vinculo con atentado contra la AMIA)

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3558AMIA爆破はイランとヒズボラが、アルゼンチン検察(061026)

 アルゼンチン検察は、イスラエル共済会館(AMIA)爆破事件は、イランとヒズボラによるものだと判断した。

 この事件は、1994年7月18日、ユダヤ系住民のAMIA本部が爆破され、死者85人、負傷者約300人を出したもの。

 ユダヤ・コミュニティは、この事件の捜査の進展が遅いとしたものの、結果を積極的に評価している。
 AMIAの会長ルイス・グリンワルドは、「12年の間、捜査は行ったり来たりし、あまりに慎重すぎた。しかし、トンネルの向こうに小さい光が見えた。」と述べた。

 イランの在アルゼンチン大使館は、BBC Mundo取材に対し、現時点ではこの件についてコメントできないとした。

(10月25日ブエノス・アイレス発)
(061026La Jornada:Acusa fiscal a Irán y Hezbollah por el ataque en 1994 contra mutual judía en Argentina)

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2006/10/27

3473アルゼンチンのヒズボラ(その1)(060825)

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 中東における紛争解決の努力が行われている中、アルゼンチンでは国内におけるアラブ人やイスラム教徒が、レバノンの反政府勢力ヒズボラに資金を送金しているのではないかとの論争が起こっている。

 アルゼンチンには350万人のアラブ系市民が住んでおり、そのほとんどがレバノンかシリア系である。

 しかも、この国にはそれ以上のユダヤ人がおり、10年以上前にブエノス・アイレスのイスラエル大使館とユダヤ人のコミュニティ本部に対するテロ攻撃に関係あるとしているヒズボラへの支援を非難している。その事件では約100人が死亡した。

 しかし、レバノンのアルゼンチン大使ヒチャム・ハムダンはBBCに対し、支援は公式ルートで合法的に行われていると説明し、自国とイスラエルとの紛争が発生してからは、送金額は3万ドルを超えないとしている。
 「レバノンが被災国と指定された時、大使館はアルゼンチン外務省に対し人道援助を求めた。その後アルゼンチン国内の銀行に口座を開き、レバノン政府に送金している。」と大使は話す。

 ハムダンは、この支援の方式は「極めて透明」で、ヒズボラへの支援の可能性については、「レバノン系の人間がアルゼンチン法規の外で活動しているとは、聞いたことがない。」と言明した。

 さらに大使は、コミュニティは150年以上の歴史(現在は3世から4世の時代)があり、レバノンとは「文化的つながりはあっても、政治的なつながりは全くない。」と付け加えた。

<写真:レバノンのハムダン駐アルゼンチン大使>
(060825BBC Mundo:Hezbola en Argentina)

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2006/09/26

3331イラクのラ米傭兵(その3/終)(060823)

(何故ラテン系?)

 イラクにおけるこうしたプライベートな安全の守り手がアメリカ、イギリス、南アからの出身者であることはよく知られている。彼らを雇う側が使う英語がこれに関係していることは疑いない。

 では、ラテンアメリカ出身者が雇われるのはどんな場合なのか?
 「アメリカでもイギリスでも、ラテン系人雇用を促しているのは、彼らの軍隊における経験で、コロンビア人の場合、彼らは反政府勢力との作戦について良く訓練されている。実際、多くの場合、彼らはアメリカで訓練を受けている。」こう語るのは、Jane's Country Riskの編集者アンナ・ギルモアである。

 これはコロンビア人だけではない。「チリ人もまた優れた軍事訓練を受けており、エクアドル人もコロンビア国境で対反政府勢力の経験がある。」とギルモアがBBC Mundoに説明する。

 彼女はさらに、「彼らを雇う企業は、アングロサクソン系よりも安い報酬を設定することが可能だろう。」とコメントし、過去に二国間で協定があったり原理を共有し、軍事訓練を共同で行っていたこともあると話す。

 彼らの持つ適合性や経験は、理論上はイラクで役に立つだろうが、砂漠がセルバとは大いに違っていることは、バグダッドに着いた元兵士自身が最も経験することである。

(060823BBC Mundo:Mercenarios latinos en Irak)

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2006/09/25

3329オリノコ石油を共同開発、ベネズエラとイラン(060919)

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 ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領とイランのマフムード・アフマディネジャード大統領は18日、オリノコ地域における両国の石油共同開発プロジェクトを前進させた。

 イラン大統領のベネズエラ訪問に際し同地域を訪れたもので、両首脳はさらに、国連の「民主化」を押し進めること、イランの核開発計画の権利を守ることを確認した。

 オリノコの現地で、チャベスは「イランは核兵器を開発しようとしていない。多くの核兵器を所有しているのは、アメリカ帝国主義とその同盟者だ。」と述べ、アフマディネジャードは、ベネズエラとイランは「アメリカのヘゲモニーの外で、ともに協力し進歩できることを示してきた。」とした。

<写真:石油井戸開発式の両首脳>
(9月18日カラカス発)
(060919La Jornada:Venezuela e Iran inician plan conjunto de exploracion petrolera en el Orinoco)

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2006/09/21

3323イラクのラ米傭兵(その2)(060823)

(安易なお金)

 「彼らはこの危険地帯で大金を稼いでいるが、何かが起こったとき、手当てや社会保険でそれをカバーすることは一切できない。このような企業は規制下にあるが、戦闘、犯罪、、事故に関しての判断基準は全てグレイ・ソーンだ。」コンサルタントのブルース・ジョーンズは言う。

 一方、ムスタファ・アラニは言う。「イラク人は彼らを拒否の態度で扱っており、占領の一部、産物だと見ている。彼らは金だけのためにここに来た。イラクに数千人、おそらく5千人から7千人いるだろう。もっとも、この数字は減っている。最近は、大使館や外国企業を除いて、イラク政府がイラク人を雇うようになってきたからだ。」

 別のアナリスト、ワシントンのアメリカ大学、国際関係論のロバート・ゴールドマン教授は、彼ら元兵士について語るとき、用語に気をつけるべきだという。
 「私は傭兵と言う言葉を使うときには、注意深くありたいと思っている。以前に兵士がやっていたこと以上に仕事が増えているから、プライベートな安全という仕事範囲は大きくなっている。」

 このアナリストはさらに、「傭兵は抗争に加わる者たちだが、私的な財産を守るために発砲する人たちもおり、彼らは傭兵とは言えない。」

(060823BBC Mundo:Mercenarios latinos en Irak)

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2006/09/19

3311イラクのラ米傭兵(その1)(060823)

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 35人の元コロンビア兵士が、バグダッドの軍事基地の治安対策のために契約した企業に騙されたと訴えている。
 彼らによると、給料は契約の3分の1しか払われていないという。

 しかし、こうしたニュースは中東では余り大きく取り扱われない。
 イラク人の日常の問題は、以前からずっと深刻で、明日をどう生き伸びるかが大事で、外国人のことは関心がない。

 それにしても、正規の軍人ではないこうした兵士の存在は、イラクでは誰にとっても秘密事ではない。「このような企業があることは既成の事実で、こうした会社がないと、アメリカもイギリスも作戦展開が出来ないだろう。」ロンドンに本社のある国際安全コンサルタントのブルース・ジョーンズがBBCに説明する。

 一方、湾岸研究センターのイラク人アナリストのムスタファ・アラニは、こうした事実を快く受け止めてはいない。
 「彼らは、誰の役にも立たない。外国人を守っているだけで、イラク人を守ろうとしない。したがって、誰も彼らに同情しない。彼らへの支払いが悪いといって、なんだというのか。」

<写真:元コロンビア兵士は、イラク基地守備に当たっている。>
(060823BBC Mundo:Mercenarios latinos en Irak)

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3308「アマゾンのヒズボラ」は存在するか?(その4/終)(060825)

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(証拠はない)

 こうした詮索については、これを証明する統計や証拠がないことである。
 「コームスの金額は誰も知らない。ヒズボラはその資金についての情報開示には慎重である。イランが経済的に支援していることも認めようとしない。」レバノンの専門家は説明する。

 すると、また初めの疑問に戻ってしまう。「80年代の「アマゾン地域のヒズボラ」は神話か、それとも事実か?」

 見たところ、2001年9月11日のテロ、トリプレ・フロンテーラにおける新たな治安対策、アルゼンチンの経済危機とともに、ヒズボラの支部はいかなるものであれ、この地域では消滅した。

 「彼らは希薄な存在になり、2006年にはほとんどいないか、全くいないと思う。組織としてはいかなるものもない。」オクスフォード大学のナディム・シェハディは説明する。
 「過去の様々な出来事から、この地域で資金の移動があったと考えられるが、必ずしもヒズボラが関係したものではない。」

 ラテンアメリカからレバノンへの資金移動が行われていることは確かだが、専門家らの見方では、大部分が公的ルートにより、レバノン政府やヒズボラとは関係ないNGOに向かっている。

 ラテンアメリカのレバノン人によるレバノン再建支援は、大いに歓迎すべきことは明白であるが、ヒズボラとの関係を証明することは困難である。

<写真左:89年代に多くのシーア派レバノン人が移住した。写真右:トリプレ・フロンテーラ>
(060825BBC Mundo:Existe el "Hezbola de la Amazonia")

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3307ベネズエラとイランが23合意書に調印(060917)

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 ベネズエラを訪問したイランのマフムード・アフマディネジャード大統領は、チャベス大統領と23の合意書に調印した。
 非同盟諸国首脳会議が開催されたハバナで、両首脳が合意したもの。

 BBCとのインタビューで、チャベス大統領は「これは南の連合だ。」と述べた。

 合意は石油化学、保健、鉱業、農業の分野に及び、鉄鋼、外科機器医薬などの関わる人材教育を含む。

 カラカス空港での歓迎式典で、イラン大統領は「これは世界の人々の利益となり、彼らが苦しんでいる不公正との戦いとなる。」と述べ、一方、ベネズエラ大統領は「ベネズエラとイランは二つの革命を進めている。」とした。

 イラン大統領のベネズエラ訪問は、2005年のモハメッド・ハタミ大統領以来、チャベス大統領はイランを5回訪問しており、前回は今年7月末。

<写真:両首脳はハバナで合意した。>
(060917BBC Mundo:Venezuela e Irán firman acuerdos)

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2006/09/17

3293「アマゾンのヒズボラ」は存在するか?(その3)(060825)

(コームス)

 しかし、ヒズボラはこのような見方を認めるだろうか?

 「私は、我々がラテンアメリカからの助力を受けたことがあるとは一度も言ったことがないが、レバノンのコミュニティや自由な立場のラテンアメリカ人が、戦争で破壊された我々の国を支えてくれることを期待すると言ったことはある。」ヒズボラの政治局員ムアファク・ジャマルが、バールベックでBBCにこう話す。

 ジャマルが認めたのは、ヒズボラがコームス(El khoms)と呼ぶ、収入の余剰の20%(キリスト教の10分の1税と同様なもの)を受け取っていることで、これが世界中から集まってくる。

 そうだとすれば、ラテンアメリカもこの中に含まれているのだろうか?
 「そのことについての情報は持っていない。」ヒズボラのムアファク・ジャマルは、こう答え、宗教税は社会、人道、軍事など、どのような目的にも使えると説明した。

 しかし、この点に関し、ヒズボラに関する専門家のアマル・サード・ゴライェブは、大いにあり得ることだとする。「コームスの源泉はあらゆるところにあり、間違いなくラテンアメリカからも来ており、特にあの地域のシーア派からのものだ。」

(060825BBC Mundo:Existe el "Hezbola de la Amazonia")

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2006/09/12

3278「アマゾンのヒズボラ」は存在するか?(その2)(060825)

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(数十年前に)

 コノ・スールのトリプル・フロンテーラと中近東のシリア、レバノン、イスラエルの関係が取りざたされたのは、これが始めてではない。

 「80年代初め、レバノン南部のシーア派人が、イスラエルの侵攻のゆえにラテンアメリカに移住してきた。」英国オクスフォード大学レバノン研究センターのナディム・シェハディがBBC Mundoに話す。
 続けて、「主としてベカ高原出身の彼らは、ラテンアメリカで集団を作ったが、その当時に出来たヒズボラと関係性はあったと思われる。しかし、彼らは宗教税を払ってはいたが、ヒズボラが組織した細胞とは別である。」シェハディは、英国から語る。

 多くの調査が、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジルの国境地帯トリプル・フロンテーラは、通り抜けが容易で、違法取り引き、密輸の理想的な地域で、レバノン系の企業が利益を得ていることは事実である。

 このため、アメリカ国務省2000年報告「グローバル・テロリズムの主導者」のように、資金がヒズボラに渡っているのではないかとの疑いがわいてくる。

<写真:「アマゾンのヒズボラ」は神話か真実か?>
(060825BBC Mundo:Existe el "Hezbola de la Amazonia")

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2006/09/01

3262「アマゾンのヒズボラ」は存在するか?(その1)(060825)

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 レバノン人は、これまで何回かの移民を繰り返し、その半数以上が外国在住の身である。よく知られているように、レバノンのコミュニティはラテンアメリカの「るつぼ」の一部となっている。彼らの多くは2世または三世で、祖父の祖国との絆が細くなっている。

 しかし、シーダの国(レバノン)と緊密なつながりを保っている人々もいる。それがヒズボラ、「神の党」であり、アラブ諸国では、近年の対イスラエル抗争での成功勢力であった。

 ベイルート-テヘラン枢軸が、イスラム過激派と結びついて語られることは、おかしくはないが、イスラム過激派グループのヒズボラの砦であるバールベック神殿とシゥダッド・デ・エステとを結びつけることは、極めて異例なことである。

 アラブ世界とラテンアメリカの関係の中で、ヒズボラへの資金供給は極めて興味を呼び、また、センセーショナルなことである。

<写真左:アラブ移民者は、ラテンアメリカの「るつぼ」の一部になっている。写真右:三国国境地帯は関心の的>
(060825BBC Mundo:Existe el "Hezbola de la Amazonia"?)

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2006/08/10

3190ベネズエラの大使引き上げは「深刻」、テルアビブ(060805)

 ベネズエラが、イスラエルのレバノン爆撃に不快感を示し、同国から大使を引き上げる決定をしたことについて、テルアビブは「深刻」だとコメントした。
 これに対し、ヒズボラはカラカスの行動を「革命的」と評価した。

 ウーゴ・チャベス大統領は、石油の同盟国イラン、イラクを含む9カ国からの外遊から戻った3日夜、この決定をした。

(060805La Jornada:"Grave", el retiro del embajador de Caracas: Tel Aviv)

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2006/06/16

3098コロンビアとイラクの難民が最多、国連(060610)

 国連の難民高等弁務官事務所によると、コロンビアとイラクの難民数が世界で最も多い。
 それによると、2005年の世界難民推定数は840万人で、2004年の950万人から減少、1980年以来最も少ない数字となった。

 報告は、コロンビア内戦のため、ブラジルには4千人のコロンビア人が難民認定を得ずに逃げ込んでいるとしている。

(ジュネーブ発)060610La Jornada:La mayor cifra de desplazados de guerra, en Colombia e Irak)

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2006/05/21

3038「アメリカがイランなどを攻撃すれば石油はない」、チャベス(060515)

 ロンドンを訪問中のウーゴ・チャベス大統領は、もし米国がイランやベネズエラを攻撃した場合には、誰にも石油が渡らないだろうと述べ、また価格は100ドル以上に達するだろうとした。

(5月14日ロンドン発)
(060515La Jornada:Si atacan a Iran o Venezuela no habra petroleo para nadie:Chavez)

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2006/04/24

2851イスラムとの戦いはブッシュに「致命的」:カストロ(060421)

 キューバのフィデル・カストロ議長は、もしアメリカがイランに攻撃すれば道を誤り、世界の戦争拡大は避けられないと警告した。

 イランの核平和利用を支持しているキューバは、イラン、アフガニスタンにおける戦争が決着を見ないまま、イランとの戦争に入れば、ジョージ・W・ブッシュ政権にとって「致命的」だろうと述べた。

 この発言は、アメリカへのキューバ人亡命者の侵攻を撃退して45年の記念行事で行われた。
 イランの核開発についてはアメリカが反対、ロシアと中国が制裁に反対している中で、こうした発言が行われた。

(060420ハバナ発)
(060421La Jornada:Una guerra en la republica islamica seria "gtal" para Bush: Fidel Castro)

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2006/04/17

2797ラ米アイデンティティのアラブ人(その4/終)(060407)

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(「パナマ会議」の効果)
 パナマののアラブ人コミュニティを代表する、シリア子孫のマホメド・ファキは、彼らの先祖がこの海峡の地を選択したのは偶然ではないという。

 ファキによると、パナマのアラブ人コミュニティは、1886年以来で3500人に達し、四世が出現している。
 「最近は、コロンビア、ベネズエラ、ブラジルなどのアラブ人が、良い結果を求めてやってくる。」ファキはさらに、彼らが地方政治では、その代表を送り込んでいると説明する。

 パナマでは、この30年レバノン、インド、パキスタンからのアラブ人、イスラム教徒が移住してきている。

 今回の「パナマ・サミット」の成功により、2005年のブラジル会合と同様、米国のアラブ系市民との接近がいっそう図られるだろう。

 ラテンアメリカが、文化の「シルバー・ブリッジ」によって、21世紀の生き残りに不可欠な石油エネルギーを保有する中東との接近が進めば、その得るところは大きい。

<写真:アラブ伝統の料理>
060407BBC Mundo(Carlos Christian Sanchez):Arabes con identidad latinoamericana)

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2006/04/16

2783ラ米アイデンティティのアラブ人(その3)(060407)

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(我々はテロリストではない)
 アル・カイーダと中近東過激派による2001年9月11日のテロによって、アラブ世界に与えられた汚名について、サカルハ教授は、西洋世界とりわけ米国とイスラエルの介入が、アラブ世界の悪評を作ったと見るのが支配的だと語った。
 「中東の平和は相互の共存でもたらせるもの、まだ、寛容が足りないが。」とサカルハ。

 トリプレ・フロンテーラ(アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの国境地帯)で、アラブ過激派の資金活動、兵站活動が行われているとするアメリカの見方を教授は否定し、またエクアドル、ベネズエラ、さらにはパナマにまでも、過激派が存在するとの非難についても教授は否定し、「これはアメリカ政府の誤った理解で、アメリカ国民のそれではない。」と話す。

 「我々から見ると、アメリカの対外政策は適切ではなく、それはイスラエルの視点からのものだ。」と指摘、「しかし米国国民の考えは自国政府のそれとは異なり、彼らは政府を信じていない。」とする。

 Fearab-Americaは、アラブ・アメリカ反差別委員会、イスラム・アメリカ関係協議会、アラブ系アフリカン組織などの様々なイスラム・アラブ系グループとの関係を保っている。これは、米国議会に対して、市民権を守るための積極的対応をしていくためである。

 「我々はテロリストではない。また、パレスチナ人のテロは、イスラエルによる占領への反応だ。」とカレド・サラマは述べ、西洋世界の反アラブ宣伝について、「テロには反対だ。我々はオサマ・ビンラディンを信じていない。彼はCIAのエージェンシーのようなものだ。」

 さらに、「アラブ人は偶然ラテンアメリカに来たのではない。我々は、その文化的価値と自由を持ってきた。アラブ人もラテンアメリカ人も反帝国主義だ。」

<写真:アラブ人は様々な商売をしている。>
060407BBC Mundo(Carlos Christian Sanchez):Arabes con identidad latinoamericana)
http://news.bbc.co.uk/hi/spanish/specials/newsid_4887000/4887008.stm

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2006/04/12

2774ラ米アイデンティティのアラブ人(その2)(060407)

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2774ラ米アイデンティティのアラブ人(その2)
(新世界での冒険)
 アラブ人のラテンアメリカ移民は、主としてレバノン、パレスチナ、シリアの三か国からの出身で、現在この大陸の全ての国にコミュニティを作っている。

 Fearabの会長のフアン・サカルハ教授は、最も最近のアラブ人の移民は、19世紀から20世紀にかけてのオスマントルコ帝国の崩壊後の混乱で、中東に住んでいた住民が150年ほどかけて移ってきたものであると説明する。。

 チリから会議にやって来たサカルハによれば、最大のアラブ移民はレバノンからのもので、彼らはブラジルに向かい、20世紀の初めにはピークに達し、現在は1200万人に達する。
 彼らはすぐにこの地に溶け込み、その国民となった。

 この他、アラブ人コロニーで大きいのは、チリ40万人、アルゼンチン250万人、ベネズエラ30万人である。教授はさらに、チリのアラブ人はパレスチナから、アルゼンチンは、シリア人が多いと言う。

 「アラブ人は、よりよい生活を求めて渡ってきた。現在トータルでは1800万人になる。彼らは、完全に同化したアラブ系米州市民である。」
 アラブ系ラテンアメリカ人は、学者、作家、商人、芸術家、音楽家、政治家など広範囲に活躍している。

 彼らに対する間違った先入観に反して、アラブ人の成功の秘訣は、他民族に対する寛容性である。
 「私たちが千年に渡ってスペイン(アル・アンダルース)にいたことから、ラテンアメリカに渡ってくるようになった。」と教授は言う。

 一方、パナマで商業を営むカレク・サラマは、「私たちは南国の人間で、ラテンアメリカと同じだ。」サラマは、南米に来た人間でそこに貢献しないアラブ人は一人もいないと話す。

 アラブ系ブラジル人ペズケラ・ツマは、他の文化や民族を受け入れやすいことから、彼らは容易に適応できたと説明する。
 「ラテンアメリカには国籍、民族の差別がない。皆が一つの(ラテンアメリカ)民族の一部をなしている。」

<写真:イスラム教の存在があるにしても、アラブ人コミュニティはよくまとまっている。>
060407BBC Mundo(Carlos Christian Sanchez):Arabes con identidad latinoamericana)
http://news.bbc.co.uk/hi/spanish/specials/newsid_4887000/4887008.stm

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2006/04/09

2761ラ米アイデンティティのアラブ人(その1)(060407)

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(アラブ人がつい最近この大陸にわたってきたと考える人は間違っている。コロンブスの「アメリカ発見」から、シモン・ボリバルの独立運動まで、アラブ人の影響は甚大で決定的だ。)
 クリストバル・コロン(コロンブス)が1492年の大航海で持ってきたのが、アラブ人の天文学と航海術の知識である。

 また、「エル・モロ」と渾名されたアラブ兵士は、1821年のカラボボの戦いで、「解放者」とともに騎馬で戦った。

 4月7日と8日にパナマに集まる、ラテンアメリカのアラブ人コミュニティの代表は、上のように考えている。このイベントでは、「新世界」の国家群における発展に果たしたその歴史的、政治的な役割を議論することになっている。

 チリ、ブラジル、アルゼンチン、キューバ、コスタリカ、ニカラグア、グアテマラから集まる代表は、カリブ側の市コロンで行われるアメリカ-アラブ団体連盟(Fearab-America)の第二回会合に出席する。
 主な議題は、7月10日カイロで開催されるアラブ連盟の事前調整である。

 1973年にブラジルのサンパウロで設立されたFearab-Americaは、アラブ・コミュニティと彼らが居住する国との通商、外交、観光、文化、スポーツ関係を樹立するための「銀の橋」になることを目指している。

<写真:アラブ人コミュニティは、今日ラ米の至る所にある。>
060407BBC Mundo(Carlos Christian Sanchez):Arabes con identidad latinoamericana)
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2006/03/28

2707止まらない連合軍の分解、イラク(060319)

 イラク占領連合軍は、米国13万8千人、英国8千人、その他26カ国からの1万6千人で構成されている。侵攻時(2003年3月)には、38カ国から30万人が駐留していた。

 これに対し、アメリカに最も近い同盟国のイギリスが、5月に10%の削減を行うと発表、韓国は11月に3200人を2200人に減員するとし、2600人を送っているイタリアは、2006年末までに連合軍への参加を終わらせる意志を明らかにしている。もっとも、4月の選挙を前に、イタリアの左派野党は、もっと早く撤退を進めると公約している。

 イラクからの撤退は、2004年5月のスペイン兵1300人で支配的になった。このとき、マドリッドの社会党新政権は、選挙公約を守った。この時期、少数の兵士を送っていたラテンアメリカの国々、ニカラグア、ホンジュラス、ドミニカ共和国もこれに合わせた。

 同じ年、フィリピン政府は誘拐犯人の要求に応じて、50人の兵士を帰国させた。2005年前半には、オランダが1300人を引き上げ、ウクライナも同年3月、選挙公約を果たして1650人の撤退を命じた。

 ところで、イギリスの新聞「ザ・インデペンデント」は、380人のイギリス兵士が軍サービスに戻っていないと報じ、戦争の違法性から英国軍のモラルが落ちているとしている。

(060319La Jornada:Inexorable desintegracion de la coaicion)

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2006/03/21

2648イラク侵攻3年、世界で数十万人が抗議(060318)

 イラク戦争3年を迎え、5大陸で数十万人が反対の抗議デモを行った。
 アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は、軍の撤退は受け入れられないとし、改めて「任務を果たす」ことを約束した。

 最大の反対集会があったのはローマで、「石油戦争にノー」、「イラク戦争ストップ」と書かれたプラカードを持って数キロの行進を行った。

 ロンドンでは、警察によると1万5千人、主催者によると10万人がが街頭に出て、デモ行進し、さらにウェストミンスターの議会に集合、戦争の死者を象徴する10万の赤い点を記した千枚の紙を集めた。

 アメリカでも、各地で抗議行動が行われたが、ニューヨークだけで1万人がタイムズ・スクエアーに集まった。

(中略、最後に)
 600人の人道支援兵士を送っている日本では、東京で2千人が「イラク占領反対」のプラカードで行進した。

(3月18日ワシントン発)
(060319La Jornada:Se manigestan en el mundo decenas de miles contra tres anos de ocupacion en Iraku)

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2006/02/24

2525船籍登録を見直し、パナマ(060210)

 パナマ航海当局(AMP)は、2月3日エジプトで起きたパナマ船籍のフェリーが沈没したことによる威信の失墜から、同国における大量の商船の公的登録について、再検討すると発表した。

 パナマのマスコミは、紅海で約千人が乗ったフェリー、アル・サラーム・ボッカチオの沈没事件を大きく報道している。
 パナマ副大統領のルベン・アロセメナは、事件について、エジプトと最大の協力をすると言明した。

 被害者家族は35年以上使われているフェリー船の安全性に疑問を持ち、パナマ側もこのパナマ船がどのように登録されたかを明らかにしようとしている。

 船籍登録は、パナマにとって悪くない取り引きである。
 2005年だけで、新たな登録が1,265隻で、対前年比15%の増加である。また、パナマは、世界最大の船籍国で、100トン以上の船舶で6,656隻が登録されている。
 この中での、パナマ船の登録はわずか300ほどで、最も多いのはフィリピン船である。

 こうした状況について、パナマ反腐敗戦線のエンリケ・モンテネグロは、AMPには国際レベルのチェック機能がないと指摘し、「パナマは小さな手作りの船でもチェックできない。政府は人員を増やし、船の行動をチェックすべきだ。」と述べた。

 民間のコンスラール・イ・ナーベスの元ディレクター、ギジェルモ・マルケス・アルアマドールは、沈没した船の前例や最近の検査の結果を調べるべきだとし、「検査の時に、目が太る(賄賂を要求するの意)公務員がいる。」と語った。 

(060210(060216BBC Mundo(Carlos Christian Sanchez):Panama revisara su registro naviero)

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2006/02/22

2511イランの核開発を支持、フィデル・カストロ(060219)

 キューバのフィデル・カストロ議長は、「核エネルギーを利用するイランの権利を確固として支持すること」を表明した。

 5年前にイランを訪問したカストロは、ゴラム・アリ・ハダド・アデル議会リーダーを迎え、両者は「極めて良好な政治的対話」だったことを確認した。

 ハダドは、ベネズエラを経て15日にキューバに到着、このあとウルグアイに向かう。
 イランのラテンアメリカにおける外交攻勢は、同国の核開発に対する国際的反発の中、この地域における同盟関係を強化するのが狙いと見られる。

(2月19日ハバナ発La Jornada:Fidel Castro ratifica apoyo al plan atomico de la republica islamica)

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2006/02/16

2477アル・ジャジーラとの協力に米国の許しはいらない、Telesur(060204)

 テレビネットワークTelesurのアンドレス・イサラ社長は、アラブのアル・ジャジーラとの協定調印後、その運営方針に対する米国の批判に答えた。
 アメリカの政治家は、双方の接近に懸念を示している。

 BBCを訪れたイサラは、「このチャンネルはアメリカのものではなく、ラテンアメリカに隠された事実の窓として、アルゼンチン、ベネズエラ、ウルグアイ、キューバ政府のイニシアティブで始めたものだ。」と述べた。

 アル・ジャジーラとの関係について、社長は既成事実について合意したに過ぎないとし、「両地域のニュースのブリッジを作るものだ。」と話した。
 また、ワシントンの懸念について、イサラは「双方の放送地域を強化することについて、アメリカの許可を得ようとは思わない。」とした。

 アメリカ共和党議員のコミュニケは、、Telesurとアル・ジャジーラは「テロリストのためのグローバル・ネットワークである。」と述べている。

(060204BBC Mundo:"No vasmos a pedir permiso a EE.UU")

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2006/01/22

2365世界のマーケット(第一部④)アラブ首長国連邦(051201)

04
 「ドバイの特別マーケットは、そこの住民だけでなく、観光客も訪れます。あらゆる物が大量に売られています。」

 「ここは、典型的な中東のマーケットで、売り物の呼び声が聞こえます。サフラン、バニラ、シナモン、ハーブ、茶、乳香、水パイプ、それに「効き目のずっと良い天然バイアグラ」まで。」とマルゲリスは言う。

(051201BBC Mundo,Foto=BBC Mundo:Mercados en el mundo)

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2006/01/15

2323世界のマーケット(第一部②)イスラエル(051201)

02
「ここイスラエルでは、市やマーケットでアラブ人やユダヤ人が物を売っているのを見るのが普通です。通常、固定した場所に店を出し、市に場所代を払います。また、周辺や町の端の方で密輸品を売る者もいます。これは私が描いた市の様子で、野菜や収穫物を売っています。」とヨゼフ・ハル-ツィオン。

(051201BBC Mundo,Foto=BBC Mundo:Mercados en el mundo)

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2005/11/30

2014カストロ議長の健康状態は何故CIAにとって重要なのか?(その3/終)(051119)

051119CIA5
 CIAがこのような形で注目している人物が、アル・カイーダのリーダー、オサマ・ビン・ラディンである。
 そのビデオは、彼の足取りを捕らえるだけでなく、健康状態の分析にも使われている。

 CIAはまた、心理的不調や病気に関する兆候を見いだすために、その姿や行動を研究してきたと思われる。

 最近では、心理的プロフィールを作ることは、以前ほど重要ではなくなった。「その人物から離れたところで精神状態を観察すること」の意義を問う人がいるからである。
 「当時のことは流行だけだったとは言えないが、それでも過去ほどの価値は失った。」とケスラーは説明する。
 しかしそれでも、医学的プロフィールはいまも価値がある。

 ところで、CIAのウェブサイトで、次のような求人があった。「高官の健康評価に関する医学専門家を求む。」

<写真:ビン・ラディンのビデオは、その足取り、健康分析の対象である。>
(051119BBS Mundo,Foto:BBS Mundo:Por que a la CIA le importa la salud?)

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