
<前回は記事3459でした。>
-エボ・モラレスが大統領に就任したときに作られたイメージの力は弱まりつつあり、それが失われる危険もあると分析するアナリストもおります。あなたはどのように考えますか?
○私は、歴史の上の時間は、もう少し平静でバランスを取って進むべきだと考えます。急ぐべきこともあり、変化への要求があることは理解しますが、より平静に実行されるべきです。
モラレス大統領の政府には、ボリビア国内の視点とラテンアメリカの視点から見て、彼らが果たすべき歴史的役割についての、冷静な分析が欠けています。
政府が、その能力の底から徹底的に、毎日のルーティンな仕事をしなければならないと理解していたらと思います。
あるいは、多数意見の形成過程にあっては、排他的であってはならないと理解していたらと思います。そうすれば、多数意見を形成し、反対者(これは必要です)とともに変革を進めることが出来ます。
また、憲法議会の議論において、もし3分の2の多数で基本原則が可決されればこれは歓迎すべきことですが、それは困難でしょう、こうしたことも理解していたらと思います。私は、この国内に変革を求め、それを支持する多数派の人々がいるはずで、その形成プロセスを排他的にするのではなく、話し合いと議論で同じ道に持っていくべきです。
-この時期に、何故ボリビアでこのような様々な様々な問題が起こるのだと思いますか?経験不足の問題でしょうか?
○確かに、急に政権についたと言う経験不足は一つの要因でしょう。
もう一つの要因は、革命が30年、40年前と同じ意義をもって実行すべきだと考える傾向があることです。
今日、革命は民主主義の体系の中で行われるものです。あるいは、他党体制、寛容の姿勢をもって行われるべきものです。
革命を民主主義や寛容とセットで考えるのは難しいことかも知れませんが、こうした考え方を近代社会が持たなければなりませんし、理解しなければなりません。
モラレス与党の中には急進的なセクターがあって、現在とは異なった考えと異なった政治論理で行われた1952年革命に対する郷愁を持つ人々がいると思います。
<写真:その任期中、カルロス・メサは、先住民と農民の圧力に対抗しなければならなかった。>
(061012BBC Mundo:Carlos Mesa y la Bolibia de Morales)