4006悲劇の中の政治、ボリビア(その1)(070228)

西部高地のラパスから東部低地に下りてゆくことは、エボ・モラレス大統領にとって常に困難な仕事である。
2月27日、エル・ニーニョ現象によって引き起こされた洪水の最大の被災地ベニ県への訪問も、その例外ではない。
就任間もなく、ベニ県、パンド県とともに反モラレス勢力の強いサンタ・クルス県を訪れた際に、学生に投石された経験から、今回の訪問はこの地域の自身の「地盤」に限定して訪れた。
ベニ県の県都トリニダッドで、「4月13日」地区をカヌーで巡回し、孤立したコミュニティーと市場で援助物資を渡した。この地の住民の多くは高地から下りて来た人々である。
水に覆われた陸地の上空を飛ぶ分には、反対派の危険はない。次に訪れたサン・イグナシオやサンタ・アナも、政党間の争い以外のものを必要としていることから、そうした危険がない。大統領はそこから、ラパスへ直接帰還した。
今回は少なくとも県知事やトリニダッド市長が、大統領との会合に出席した。
先週、大統領がこの地を別件で訪れたときには、地方当局者は誰も迎えに出ず、市に入らずにそのまま戻った。
<写真:大統領は、洪水の影響を最も受けた地域を訊ねた。>
(070228BBC Mundo:La politica dentro de la tragedia)
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