2009/02/09

4248新憲法を公布、ボリビア(090207)

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 2月7日、ボリビアの新憲法が公布された。

 ラパス近く、高度4000メートルのエル・アルト市で、エボ・モラレス大統領は数万人の人々に「あなた方は新憲法を尊重すると誓うか」と呼びかけると、集まった人々は、左手を高く上げ、右手を胸に当てて、「シ(はい)」と叫んだ。
 大統領は、「今日、私はボリビアの政治憲法が効力を発した」と宣言した。

<写真右:新憲法はモラレス大統領の再選を可能にした。写真中:農民、先住民、社会活動家、軍人、警官が参加した。写真右:モラレスは先住民と非先住民との和解が必要と発言>
(090207BBC Mundo:Bolivia promulga nueva Constitucion)

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2009/02/05

4244ボリビア、変革は可能か?(2/終)(090126)

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 先住民に権力を与える以外にも、新憲法には政府と反対勢力の間の対立を深める変化がある。

 大統領再選を一期だけ可能にすること、天然資源の国有化、土地の再配分を促進し、自治を明確に定義しつつ、大統領の経済における役割を確立することがそれである。
 東部の各県は、モラレスがあまりに国家主義者であり、白人やメスティソを差別するだろうとして、この憲法に反対している。

 こうした賛否両論の中で、100以上の法律を国会で審議しなければならず、しかも上院は野党が多数を占めている。
 地元の政治専門家カルロス・トランソは、「新憲法は今後の大きな対立の最初のけり合いに過ぎない。法律を1条ごとに審議をしていけば、何年もの時間がかかるだろう。」と言う。
 「もし自治と反対の方向に進めれば、地方は防御を固めるだろう。もし政治勢力を中産階級市民から先住民に入れ替えたら、市民側は自身の権力のために戦うだろう。」
 多くの専門家は、法律に変えて政令を定めれば、事態はさらに悪化すると見る。

 もう一つ、混乱を生じそうなのが、議会の議席の一定数を先住民に割り当てることである。既存の制度にたいして、これがうまく問題を克服できるだろうか?

 最後に、憲法の施行に向かうエボ・モラレス大統領にとっての問題は、政界経済危機で、天然ガス、鉱物資源などのボリビア輸出品の価格が下がっていることである。
 トランソは、今回のような大きな変革は、ボナンザの時期のほうが実現がよりやりやすいと話す。
 「いま国民の関心はポケットの中や食料など他の方に向いている。」

<写真左:カルロス・トロンサ、写真右:新憲法は60対40で承認>
(090126BBC Mundo:Bolivia: cambio posible?)

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2009/02/03

4242ボリビア、変革は可能か?(1)(090126)

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 憲法改正国民投票でのエボ・モラレスの勝利は、大統領の政治的立場を強め、国家再建のための変革に強い支持を与えたが、この中で、最大の変革は抑圧差別されてきた先住民の復権だろう。
 50年前に、先住民は大統領官邸の前を通ることが許されなかったが、現在では36の種族がしばしば大統領を訪れることができる。

 また、新憲法によって、これらの人々が政府、司法、土地の面でより大きな権利を享受することができる。
 「先住民には1952年に選挙権が与えられたが、今なお意志決定には十分には参画できていない。彼らの言語、宗教、習慣も評価されておらず、これも今後変えていかなければならない」と社会行動コーディネート次官のサチャ・ジョレンティは説明する。

 しかし、先住民の復権が大きな困難に直面する可能性がある。新憲法にはグレー・ゾーンがあり、また現制度との乖離が大きいからである。
 たとえば、新憲法は、県(departamental)、地方(regiomal)、市(Municipal)、先住民(indigena)の4つのレベルの自治を認めているが、これにより先住民コミュニティとその指導者のスーパーパワーを認めることになり、彼らが司法の中でスーパーポジションを占めるかもしれない。
 このようなことは、自身が自治を求めてきた東部諸県の反発を引き起こすだろう。

 さらに、アイマラ、ケチュアなどの先住民に対し、彼ら自身の司法システムを認めた。反対勢力は、これが国家の司法と対立し、またリンチや党籍などの集団処罰を合法化すると主張する。

これに対し、ボリビアの人類学者アルバロ・ディエス・アステテは、ボリビアでは双方のシステムは両立してきたと指摘し、「多くの人が考えるようなに、コミュニティの裁判が国家のそれに変わるのではない。姦通、家畜泥棒などの犯罪に対し程度に応じた罰を柔軟に適用するものだ」と説明する。

<写真:反対派は新憲法が分裂を狙い、白人とメスティソを差別するものだと主張>
(090126BBC Mundo:Bolivia: cambio posible?)

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2009/01/27

4230新憲法案承認の見込み、ボリビア(090126)

 25日に行われたボリビアの新憲法に関する国民投票は、賛成が多数で、承認されることが確実である。出口調査に基づく現地テレビの予測では、賛成60%、反対40%であるが、差がもっと縮まるとの見方もある。憲法案を拒否したのは、サンタ・クルス、タリハ、パンド、ベニで、いずれも自治を要求した県である。

 公式結果は1週間以内に明らかにされる。
 地元の分析では、これによりエボ・モラレス大統領と反対派との対立がいっそう高まると見ている。

 新憲法では、大統領の1期のみの再選を可能にするほか、先住民権利の向上、農地改革などが規定されている。

<写真左:モラレスは憲法施行のために団結を求める、写真中:「今日、新たな機会均等が実現」、写真右:専門家は対立が高まると見る>
(0801226BBC Mundo:Bolivia "aprobo" la nueva Constitucion)
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2008/11/24

4224キューバのOEA復帰を主張:モラレス大統領(081123)

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、キューバのOEA 復帰に関して、「大陸にあるすべての国家が構成する機関が必要である」と述べた。
 大統領はまた、EUがアンデス共同体に対してではなく、個々の国家であるペルー、コロンビアと貿易交渉を行い、共同体の分裂を促していると非難した。

 OEAについてモラレスは、キューバを復帰させるか、米国の入らない米州機構を作るべきだとした。

 冷戦下の1962年、フィデル・カストロによるキューバ革命の3年後、OEAは賛成14,反対1,棄権6で、キューバの除名を決めた。
 棄権をしたのは、アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、チリ、エクアドル、メキシコであったが、メキシコはハバナとの関係を維持してきた唯一の国である。

<写真左:記者会見の大統領、写真右:ワシントンの米州機構前での反モラレスグループ>
(081123BBC Mundo:Evo Morales, por el retorno de Cuba a OEA o una nueva organizacion sin

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2008/11/18

4217モラレス、「DEAはボリビアに戻って来ない」(081118)

 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、国連総会を前に反対勢力との対話に対する国際社会のに謝意を表すとともに、アメリカのバラック・オバマ次期政権との関係改善を進めると言明した。

 しかし同時に、米国の麻薬対策組織DEAは、自分が大統領でいる限り、ボリビアには戻らないと述べた。
 先月、モラレス大統領はDEAが反体制市民運動を支援したとして、その活動中止を命じた。

(081118La Jornada:Evo Morales: la DEA no volvera a Bolivia)

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2008/11/16

4216モラレス、教会との新たな摩擦(081115)

 ボリビアのサチャ・ロレンティ社会活動調整次官は、「僧職者が必ずしもすべてのカトリック教会を代表しているわけではない」と述べ、10日にローマ法王を訪れたフリオ・テラサス枢機卿の発言を非難した。
 ローマでテラサスは、エボ・モラレス大統領の「ボリビア再建」に疑念を呈した。

 次官は、「これはカトリック信仰に対する攻撃ではない。私もカトリック信者だ」と述べた。

(081115La Jornada:Nuevo enfrentamiento politico entre el goierno de Evo Morales y la Iglesia)

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2008/11/02

4198モラレス大統領、来年1月の憲法承認を確信(081023)

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領は22日、新憲法反対派との公式交渉における原案の一部変更について、不満足な点もあると言明した。
 「自治の問題については疑念のある変更もある。」

 大統領であり、社会主義運動党(MAS)のリーダーでもあるモラレスは同時に、2009年1月25日に実施される憲法案は承認されることを確信しており、政府はすでに新憲法施行のために準備をしていると述べた。
 大統領は、MASを支持する組織は100以上に及ぶ原案変更に賛成しているとした。

 しかし、フェリペ・キスペが率いる「パチャクティ先住民行動」は、モラレスを「人民の裏切り者」と呼び、右翼勢力、人種差別者に跪いたと非難した。

 他方、「サンタ・クルス先住民コーディネーター」のリーダーであるラミロ・ガリンドと、チキティナ先住民組織」の同じ役割のロドルフォ・ロペスは、先住民側にも柔軟な態度が見られ、「国家的一致を示すために、すべてにとってより良い道を模索した」と述べた。

 議会での合意を形成する過程で、反政府側にも分裂が表面化し、右派野党のPodemosの一部は、新憲法賛成のキャンペーンを行うとする一方、サンタ・クルス、ベニ、チュキサカの議員は、反対活動を行うとしている。

<写真:記者会見のエボ・モラレス大統領>
(081025La Jornada:Confia Evo Morales em que el 25 de enero se aprueba la Constitucion)

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2008/10/30

4195元大統領の裁判の行方:ボリビア・アメリカ(081025)

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 ボリビアのゴンサロ・サンチェス・デ・ロサダ元大統領の裁判が、アメリカのマイアミ法廷で始まり、その人権侵害が対象となっている。

 原告のボリビア市民団体は、2003年9月人権侵害を裁くよう要求、一方、元大統領はアメリカにおける裁判権の適否を争っている。

<写真左:ロサダは2003年10月以降アメリカに逃れている、写真右:120人のボリビア市民が警察との衝突で死亡>
(081025BC Mundo: Posible juicio a Sanchez de Lozada)

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4193合意で一息のボリビア(3/終)(081022)

 一方、反政府派も新憲法案に関しての行動が分裂している。サンタ・クルスの市民グループが反政府の姿勢を崩していないのに対し、野党ポデモスの支持が今回調印のカギとなった。

 ただ、彼らが新憲法を拒否しても、来年1月には新憲法は可決されるだろうと専門家はみている。
 「反対の声はあっても、憲法が承認されるのだろう」BBCとのインタビューで、クラブティーンはコメントする。

 今回の合意がモラレス政権の歴史的勝利と見る人も多いが、クラブティーンは、大事なことはモラレス政権に教訓を残したことだと指摘する。
 「政府は、ボリビアに真の野党がいるということ、ボリビアの政治を動かすのは先住民たちだけではないということを受け入れざるを得なかった。これが教訓だ。反政府側は自身の存在を政府に植え付け、政府はそれを考えに入れなければならなかった。これが最も大事な政治上のコンセンサスだ。」とクラブティーンは結んだ。

(081022BBC Mundo:Bolivia respira tras el acuerdo)

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2008/10/29

4189合意で一息のボリビア(2)(081022)

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 オクスフォード大学ラテンアメリカ研究センターのソシオであるジョン・クラブトリーは、ボリビアで抗争が終了したというのはまだ早いとする。
 「高度な両極化は一日では消滅しない。すぐに和平がくるわけではない。しかしこれは実質的な前進であり、制度的に強固なものとしたことは重要である。」

 BBCボリビアの専門家アルベルト・ソウビロンも同意見である。「これで対立が和らぐどころか、さらに緊張が高まることも考えられる。」
 「合意と抗争の間のダイナミズムが、ボリビアの政治フォルクローレを作っていく」とソウビロン。

 合意に至るボリビアの道のりは容易ではない。抗争が起こったが、一週間前には譲歩と分裂が生じた。
 譲歩の最大のものは、エボ・モラレス大統領が2回目の再選を断念したことである。これは2019年まで大統領に就任することを意味するが、次に再選されれば、任期は2014年までとなる。
 また新たな農地政策では、土地の買収に限度を置くことにより、農牧業者や野党の懸念を和らげた。

<写真:大統領は2回目の再選をしないと言明>>
(081022BBC Mundo:Bolivia respira tras el acuerdo)

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2008/10/25

4171合意で一息のボリビア(1)(081022)

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 数ヶ月の衝突、公開の論争、深刻な制度的危機の後、新憲法に関する国民投票を行うことで議会の合意があったことから、安堵の気分がもたらされた。

 この合意に対して、世界中から祝福のメッセージが寄せられている。
 国連のパン・ギムン事務総長は、今回得られた合意は「ボリビアを二分した政治的衝突を解決するための緊張段階から前進するもの」だとした。

 また、自治に関する対話を監視するために先月ボリビアに来た国際監視団は、合意を祝福するコミュニケを発表した。
 「我々は、これが民主的で繁栄する国家への確固とした一歩であることを期待する。」国連、OEA、EU 、南米諸国連合などの監視団はこのように評価した。

 こうした好意的な期待は、過去数ヶ月のボリビアの抗争に終止符を打ったように見える。 しかし、実際にそうだろうか?

<写真:激しい抗争の後、合意ができた>
(081022BBC Mundo:Bolivia respira tras el acuerdo)

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2008/10/24

4169「ニューリベラリズムと帝国主義を壊滅させる」、モラレス大統領(081022)

 ボリビアのエボ・モラレス大統領は21日、新憲法制定国民投票に関する特別法の公布に当たって、「ボリビア国民はニューリベラリズムと帝国主義を壊滅させる」と言明した。

 与野党で合意した新憲法案は、大土地所有、外国基地を禁止、国際的な統合を推進、先住民の権利を尊重するとともに、不法な国民投票で自治を立てた地方の自治要求に配慮することになっている。
 合同議会では24人の上下議員が反対した。

(081022La Jornada:Va a derrotar el pueblo boliviano "al neoliberalismo y al imperialismo", asegura Evo Morales)

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2008/10/21

4157南米諸国連合、議会開設へ(081018)

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領とチリのミシェル・バチェレ大統領は、ボリビアのコチャバンバで開催された南米諸国連合(Unasur)の議員の会合に出席した。
 バチェレは南米諸国連合議会の開設に積極的である。

 集まった各国議員は、同議会の構想について作業部会を設けることになった。

<写真は二枚とも:両大統領>
(081018BBC Mundo:Unasur: hacia un Parlamento)

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4156国民投票は来年1月、ボリビア(081020)

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 ボリビア政府と野党は20日の議会で、エボ・モラレス大統領が推進してきた新憲法に関する国民投票を来年1月に実施することで合意した。

 与党は、大統領が2期再選できるとする原案を1期に短縮、また総選挙の時期を2009年7月から12月にすることで譲歩した。

 ラパスは、モラレス支持のために行進してきた多数の人々で停止状態となった。

<写真:モラレスは行進の先頭に立った>
(081020BBC Mundo:Acuerdo de ultima hora en Bolivia)

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2008/10/17

4147ボリビアはIMFに依存しない:モラレス大統領(081016)

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 エボ・モラレス大統領は、アメリカ発の経済危機の中、ボリビアは地域の他の国とは異なり、70億ドルの外貨準備が中銀にあり、IMFなどの国際機関の金融政策に依存することはないと述べた。

 他方、国民投票を要求してラパスに向かう行進は、220キロの行程の約半分を進み、その数は1万人となった。

<写真:ラパスに向かう行進は行程の半分に>
(081016La Jornada:Bolivia ya no depende de politicas como las del FMI para encarar la crisis: Evo Morales)

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2008/10/16

4143アンデス共同体の危機が続く(081014)

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 間もなく40年を迎えようとするアンデス共同体CAN)は、2006年のベネズエラの脱退以後、危機から抜け出られない状態にあり、14日もボリビア、コロンビア、エクアドル、ペルーの4カ国によるサミットも、意見不一致でEUなどとの一致した交渉が不可能になっている。コロンビアのアルバロ・ウリベ大統領は欠席。

 左派政権のボリビア、エクアドルと右派または中道政権のコロンビア、ペルーとの間にイデオロギー状の相違がある。
 また、コロンビアとエクアドルは、今年3月コロンビアの軍用機がエクアドル内のゲリラキャンプを爆撃したことから、その後も外交関係が再開されていない。
 さらに、ボリビアはエクアドル出身の事務総長フレディ・エレルスの交代を要求。

 なお、チリはアウグスト・ピノチェット時代に脱退している。

<写真左:ラファエル・コレア大統領はサミットの開催国大統領、写真右:事務総長フレディ・エレルス>
(081014BBC Mundo:La CAN sigue en crisis)

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2008/10/15

4133憲法行進始まる:ボリビア(081013)

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 エボ・モラレス大統領を支持するセクターが13日、新憲法のための国民投票実施法の可決を要求し、議会に圧力をかけるため、ラパス市に向けた行進を開始した。これには大統領も参加した。

 行進はカラコジョを出発、200キロ以上を進んで、10月20日に首都に着く予定。主催者は、こうした行進がモラレスを支持する巨大なデモとなることを期待していると言明。
 新憲法は、資源のいっそうの国有化、先住民の権利の拡大、土地の再配分を規定しているが、さらにモラレスの2019年までの再選も可能とするもの。

<写真左:行進の開始には大統領が参加、写真右:反政府側は新憲法に反対>
((081013BBC Mundo:Bolivia: marcha por la Constitucion)

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2008/10/11

4118ボリビア、舞台が議会に持ち込まれる(081007)

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 エボ・モラレス大統領が実現しようとしている新憲法の国民投票問題は、政府と反政府側が合意に達せず、議会での審議に移された。

 モラレス政権を支持する国家変革コーディネーター(Conalcam)のフィデル・スルコ議長は、ラパスに向けた行進を準備しており、議会を包囲して可決させようとしている。
 スルコは、ラパスから200キロのカラコジョを10月13日に出発し、20日に首都に到着するとし、その数は100万人を超えるとしている。

 反政府側の上院議長、オスカル・オルティスは、海外の議会の監視を要請すると言明した。

<写真左:野党との合意に達せず、大統領は議会に舞台を移した、写真右:反政府側も原案修正を獲得できなかった>
(081007BBC Mundo:La ceisis boliviana va al Congreso)

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2008/10/05

4111アメリカ、アンデス特恵関税を延長(081004)

 アメリカ議会は3日、コロンビア、ペルー、エクアドル、ボリビアのアンデス諸国に対する特恵関税を1年延長する法律を可決したが、エクアドルとボリビアについては6か月の延長にとどめた。

 アンデス通商促進麻薬根絶法(Atpdea)は1991年に制定されたもので、麻薬対策への協力と5,600品目の関税免除がセットになっている。

 ボリビアについては米国との関係が悪化したことを反映するものとみられるが、エクアドルについては、アメリカの4つの貿易関係組織が特恵対象から除くよう働きかけたため。
 6か月経過後は新大統領が措置を決定するとしている。

(081004La Jornada:Extiende EU a 4 paises las preferencias arancelarias)

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2008/09/29

4085大統領と5知事の会見延期:ボリビア(080929)

(9月28日ラパス発)
 29日に行われる予定の、ボリビアのエボ・モラレス大統領とサンタ・クルス、コチャバンバ、タリハ、パンド、ベニの5知事との会見は、一週間延長された。
 事務方のツメにさらに時間が必要なためとされている。
 この間、大統領はサンタ・クルス州知事のルベン・コスタと急遽会談したとスポークスマンは発表した。

 一方、政府はアメリカが特恵関税の対象外にした問題について、ボリビアの麻薬対策はペルーやコロンビアより進展していると主張した。

(080929La Jornada:Aplazan el dialogo Evo Morales y prefectos)

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4079「特恵関税停止は致命傷」:ボリビア企業(080928)

(9月27日ラパス発)
 ボリビアの輸出企業は、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領が発表した、ボリビアに対する特恵関税停止措置は「致命傷だ」と述べた。

 一方、ブラジリアは、対米輸出ができない製品を輸入するとラパスに伝え、また、ペルーのホセ・ガルシア・ベラウンデ外相も米国の決定は攻撃だとして、連帯の意を表した。

(080908La Jornada:"Heridos de muerte", empresarios bolivianos por boicot)

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2008/09/28

4075ボリビアを特恵関税リストから外す:アメリカ(080926)

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 アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は、ボリビアをアンデス特恵関税法の対象リストから外すと発表した。
 米国政府は、ボリビアが麻薬対策に協力的でないためとしているが、また、同国が米国大使を国外退去の措置をとるなど、両国関係の悪化を反映したものと受け取られている。

 米国への輸入品は通常17パーセントの関税がかかるため、中国との競合が厳しい同国製造業に与える影響は大きいと見られている。

<写真左:両国の緊張は時を追って厳しくなっている、写真右:米国議会は大使追放のあとまずます厳しい措置を求めている>
(080926BBC Mundo:Bush: fuera Bolivia)

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2008/09/26

4063ボリビア問題を再び討議、Unasur(080924)

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 ニューヨークの国連総会に出席している、南米諸国連合(Unasur)を構成する国々の首脳が、ボリビア問題で再度会合し、問題の重大さを確認した。

 先週チリで開かれた同連合の会合では、主にブラジルが成長する産業に致命的な影響を与えるとして、天然ガスの供給に関し大きな懸念を示し、アルゼンチンとチリがこれに続いた。

 Unasurは、南米地域の危機を解決するために創設されたもので、アルゼンチン、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、エクアドル、ガイアナ、パラグアイ、ペルー、スリナム、ウルグアイ、ベネズエラで構成される。

<写真左:ブラジル、アルゼンチン、チリが天然ガスの供給に懸念、写真右:南米の首脳がボリビアの危機を討議>
(080924BBC Mundo:Bolivia en la agenda)

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2008/09/25

4060ボリビア:対話と圧力

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 エボ・モラレス大統領を支持する数千人の農民が、道路を封鎖し、政府に対立するサンタ・クルス市の包囲を続けている。

 農民はこうした行動について政府の裏打ちを得ている。
 事実、大統領自身が22日、もし反政府側の知事がモラレスの提案した合意書に署名すれば、「サンタ・クルスに平和と静穏が戻るだろう」と言明している。

 同市の包囲は、先週から州の4本の主要道路の封鎖によって行われている。
 農民は、全国の各方面から来ているが、特に政権の地盤である西部から来ている者が多い。
 多くは火器を持っており、州の祝祭日である9月24日に市内に入ると脅している者もいる。

 22日、検察の40委員会は、報道陣とともに封鎖地点の一つに向かい、武器を引き渡すよう説得しようとしたが、農民は力でこれに応じ、検察と報道を追い払った。これによって、少なくとも二人の負傷者が出た。

 サンタ・クルスの包囲は、サンタ・クルス、コチャバンバ、タリハ、パンド、ベニの反政府5州に対して、署名をするよう要求する強い圧力になっている。

 モラレス大統領は22日、文書によって、反対側欠席のまま可決された新憲法案に関する国民投票実施を受け入れるよう求めた。この中で、国民投票は10月15日までに行われるとしている。
 モラレスは、現在国連総会に出席しているが、この署名が29日までに行われるよう期待しているとした。
 一方、反政府側は州の自治を保証するよう条項を修正すれば、署名してもよいとしている。

<写真左:モラレス支持派がサンタ・クルスを包囲している、写真右:武器を持つ者もいる>
(080923BBC Mundo:Bolivia: dialogo y presion)

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2008/09/23

4052和平の合意できず、ボリビア(080922)

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 21日、ボリビア大統領と反政府5州との、危機克服のための交渉は合意に達せず、最終の4日目が過ぎ、大統領は国連総会出席のためにニューヨークに向かった。

 政府は、この期限が来る以前に最初の合意書に署名することを主張したが、反政府側は予備合意で30日間の検討期間を置くことにしているとして、エボ・モラレス大統領の主張を拒否した。
 両サイドによる18日の予備合意では、モラレスが進めようとしている憲法改正の国民投票を1か月延期することとしている。

 こうした反政府側の姿勢に対し、「政権を支持する社会グループは、プレス会見で、この(4日間の)期間内に合意に達しない場合には、明日(22日)サンタ・クルス市の封鎖を強化すると警告している」とBBCの通信員メリー・バカは伝えている。
 同通信員は「実態はサンタ・クルスはすでに包囲されている」としている。

 モラレスは、経済の国有化を強化し、多数派の原住民により強い力を与え、貧しい農民に土地を与えるための社会主義新憲法を定めるため、国民投票の合意の道を探っている。
 これに対して、サンタ・クルス、コチャバンバ、タリハ、パンド、ベニの5州はほとんどの富を所有しつつ、自治と石油収入の返還を求め、彼らの土地所有を損なう農地改革に反対している。

 両派の衝突はパンド州で30人の死者を出したが、政府は同州に戒厳令を敷き、知事をその責任者として逮捕し、軍人を知事代行として任命した。

<写真左:「30日の期間がある」とタリハ州知事マリオ・コシオ、写真右:モラレス支持者はサンタ・クルス包囲を強化すると発表>
(080922BBC Mundo:Sin acuerdo para pacificar Bolivia)

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2008/09/22

4051モラレス大統領がパンド州知事を任命(080921)

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、反政府側のレオポルド・フェルナンデス・パンド州知事に代わって、軍人のランデリノ・ラファエル・バンデイラ少将による代行を命じた。

 フェルナンデス前知事は、政府支持者に対する示威行動を命じて30人の死者を出したとして、拘束されている。

就任式で、モラレスは新知事が北部のパンド州の平穏をもたらすよう望むと述べた。

<写真左:バンデイラは知事の代行をする、写真右:フェルナンデスは殺人の疑いで拘束>
(080921BBC Mundo:Prefecto interun para Panda)

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2008/09/20

4046ボリビアが麻薬ブラック・リストに、アメリカ(080917)

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 ホワイトハウスはベネズエラと同じくボリビアも麻薬対策が十分でないと発表した。しかし、米国はこれを理由として同国への援助を減らすわけではないとも説明した。
 この発表は、ボリビアがアメリカ大使を国外に退去させたための緊張を表すものと受け止められている。

 このブラック・リストには、これまでベネズエラとミャンマーが入っており、ジョージ・W・ブッシュ大統領によれば、不法な麻薬対策の失敗国であるとしている。
 これに対し、アメリカから退去したばかりのベネズエラのベルナルド・アルバレス前駐米大使は、政治的行為と反発した。

 このリストに載った国には「支援の減額という罰」を課すことができるが、「ボリビアやベネズエラにこれを行うという意味ではない」と、ホワイトハウスはプレスへのコミュニケで説明している。

 経済政策研究所のマーク・ウェイスブロットは、こうした措置は透明性がなく、問題だと指摘している。
 「もしワシントンがボリビアやベネズエラで誰に資金を与え、誰と働いているかを明らかにすれば、アメリカの資金で誰が利益を得ているか分かるはずだ」と述べている。

 アメリカは毎年、「麻薬の生産と流通の主要国」を発表しており、アフガニスタン、バハマ諸島、ボリビア、ブラジル、ビルマ(原文のまま)、コロンビア、ドミニカ共和国、エクアドル、グアテマラ、ハイチ、インド、ジャマイカ、ラオス、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、パナマ、パラグアイ、ペルー、ベネズエラが上げられている。

<写真左:ワシントンはボリビアが麻薬対策に失敗しているとしている、写真右:ベネズエラは政治的な策略と主張>
(080917BBC Mundo:Bolivia en lista negra de EE.UU.)

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4043和平を求めて、ボリビア(080918)

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 エボ・モラレス大統領と反政府側は18日、コチャバンバで現在の政治危機の終局に向けた対話を始める。

 モラレスは、16日に両者の代表が至った予備合意書をもとに、自治要求州の代表と会見する。
 ラパスのBBC通信員メリー・バカは、対話が始まっても大統領支持者によるコチャバンバ包囲は続き、それはより大きくなるだろうと伝えている。

 彼らはサンタ・クルスの知事、ルベン・コスタスの辞任を要求している。
 モラレス支持者がコチャバンバに集結しつつあり、会議を監視しようとしている。

 この会見には、カトリック教会、南米諸国連合(UNASUR)、EU、ホセ・ミゲル・インスルサ事務総長らOEAからのメンバーが派遣されている。

<写真:モラレスは予備合意を直ちに実施するよう要求>
(080918BBC Mundo:En busca del pacto nacional)

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2008/09/18

4038モラレス、南米諸国連合サミットに出席(080915)

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、南米諸国連合サミットに出席のため、サンチャゴに到着したが、国内最近の動きを「市民と州によるクーデター」だと非難した。

 サミットは、議長国であるチリのミシェル・バチェレ大統領が招集したもので、少なくとも9カ国の大統領が出席することは、ボリビアの民主主義の危機を南米リーダーがどのように受け止めているかを示している。
 しかし、今回のサミットが問題解決にどれだけ効果があるかについては疑問符が付いている。

 もっともカギとなるのはブラジルのルーラ大統領で、消費するガスの半分を同国に依存していることから、ボリビアの安定化には特に関心が高い。

 次に、連合はわずか4ヶ月前コロンビアとその隣国2国、ベネズエラとエクアドルの間の紛争を調整したが、加盟国の間にはその是非について議論のあるところで、ましてや今回の問題はボリビアの国内問題である。

 さらに、ボリビアへの支援の仕方についても、加盟国の間で意見が分かれている。
 ベネズエラはモラレスの最大の支援国であるが、多くの加盟国はまず国内の交渉が先決で、外部からの干渉はすべきではないとの考え方が大方である。

<写真左:道路封鎖やパイプラインの破壊、写真右:連合は無関心ではいられない」とバチェレ>
(080915BBC Mundo:Morales denuncia golpe de Estado)

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4036「外部からの干渉は拒否」ボリビア軍(080912)

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 クーデターの場合には武力支援をしたいとの、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領の申し出に対し、ボリビア軍はこれを拒否した。
 同国軍の最高司令官ルイス・トリゴ将軍は12日、「いかなる国の軍もボリビアのいかなる地域への介入を断固拒否する」と声明。

 前日、チャベスはエボ・モラレス大統領に対し、モラレスを倒しあるいは殺害するような場合には、「ボリビアで軍事行動を起こすための青信号を出す」と述べた。
 ボリビア政府はこれに対しては何の応答もしていない。

 ボリビア軍は大統領に忠誠であるが、チャベス大統領に対してはこうした声明を行った。また、同軍は11日の夜から、大統領命令で紛争の地域、特にアルゼンチンとブラジルへのガス輸出を保証するため油田とパイプラインのある地域に赴いている。
 モラレスは、致命的な段階を避けるため、軍に武力の使用を禁じている。

 ボリビアでは3週間前から、5州で争乱が起こっており、パンド州では8人の死者を出した。現地からのテレビ放送では、商店の強奪が続き、火災が起こっている。
 パンドの市民は治安の低下に恐れており、さらに多くの死者が出ているとの情報もあるが、確認されていない。

 こうした中、大統領と5州の代表であるタリハ州知事マリオ・コシオが12日の午後対話の席につくことになっている。

 一方、ボリビアの友好国ブラジル、アルゼンチン、チリは仲介を申し入れている。
 他方、モラレス大統領はフィリップ・ゴールドバーグ在ラパス米国大使に対し国外退去の措置を執り、カラカスもこれに倣った。
 ホンジュラスもモラレス支持を表明、米国大使の信任状受け入れを一時的に延期した。

<写真左:この数週、道路封鎖と暴力行為が数多く起こっている。写真中:夜には商店への強奪が起こっている。写真右:モラレスとコシオが会談する予定>
(080912BBC Mundo: Bolivias: "no a injerencia exterior)

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2008/09/15

4034米国大使に退去命令、ベネズエラ(080912)

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 ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は11日、アメリカのパトリック・ダディ大使の国外退去を命じた。大統領は同時に、ベルナルド・アルバレス大使の召還も命じた。「追い出される前に帰ってくる方がいい。」
 チャベスは、「アメリカとの外交関係を評価するときであり、石油の流れが滞った場合はいかなる責任もアメリカにある」とした。

 今回の措置の理由について、10日にボリビアが国内の安定を乱そうとしているとして、ラパス駐在米国大使に対して行った同様な措置への連帯行動だとしているが、同時にアメリカはベネズエラに争乱を起こそうとしているとも主張した。。
 アメリカ大使館のスポークスマンは、これまでのところ対抗措置を執っていないとしている。
 チャベスの発表は、アメリカがボリビアに対して同じ対抗措置を執った数時間後に行われた。

(080912BBC Mundo:Chavez expulsa a embajador de EEUU)

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4033ボリビアで抗議行動が続く(080910)

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 ボリビアでは、初の原住民大統領エボ・モラレスの「民主的革命」にストップをかけようとする抗議行動が続いている。

 サンタ・クルス、コチャバンバ、タリハ、パンド、ベニの5州では公共の建物に立ち入り、あるいは警察と衝突している。もっとも大規模なのはサンタ・クルス市で、徴税事務所、農業改革事務所、国営のテレビ局や電話会社を占拠している。

 政府筋は、この情勢は国家の統一を危険にする「市民革命」だと表している。
 また、現在のボリビアはこれまでになく二極化しており、ボリビアの土地と資源を原住民と貧困者に分与しようとするエボ・モラレス大統領の社会主義改革に対し、東部の豊かな州が反対していると分析するアナリストもいる。

<写真左:サンタクルスの抗議、写真右:反対派の行動を「市民革命」だとする政府筋もいる>
(080910BBC Mundo:Continuan las protestas en Bolivia)

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4032ボリビアのガス供給に懸念(080909)

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 ボリビア国内の反モラレス勢力によるガス供給妨害が、アルゼンチンとブラジルの懸念を引き起こしている。
 ボリビアの9州のうちの5州が、エボ・モラレス大統領に対して、炭化水素の収入の返還を求め、また憲法制定に反対して、両国への道路を封鎖している。
 こうしたスト行動は、既に第3週に入った南部のタリハで顕著で、プラントを占拠しバルブを閉鎖すると警告している。

<写真左:5州でストライキ、写真中:アルゼンチンとボリビアの大統領、写真右:アルゼンチンとブラジルの大統領>
(080909BBC Mundo:Preocupacione por gas boliviano)

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2008/09/04

4022国民投票を差し止め、ボリビア(080902)

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 ボリビアの選挙裁判所は、エボ・モラレス大統領が交付した憲法承認の国民投票を求める大統領令について、憲法に基づく法律の下で行うべきだとして、これを差し止める判断をした。
 同裁判所は同時に、大統領に反対するサンタ・クルス州の州当局者の選挙や、自治を求めるチュキサカ州の投票についても、同じ理由で凍結すべきだとした。

 8月27日、モラレス大統領は憲法議会が承認した憲法案を制定するため、大統領令で2つの国民投票を行うことを決めた。
 昨年12月に開かれた憲法議会は、反対派が出席せず、反対派と治安当局との衝突の中で行われた。

 8月25日に産油州で道路の封鎖が始まって以来、ボリビアは緊張の日々を送っている。封鎖を行っている反大統領派は、国民投票拒否と石油収入の返還を要求している。
<写真左:モラレスは国民投票を決定、写真左:抗議する反大統領派>

(080902BBC Mundo:CNE frena referendos en Bolivia)

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2008/09/03

4020:モラレスがイランに到着(080901)

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 1日イランに到着したボリビアのエボ・モラレス大統領は、ボリビアへ約十億ドルの投資を計画する、マフムード・アフマディネジャード大統領と会見することになっている。
 ボリビア政府によると、モラレスの意図は「国際社会に拒否されている革命的で友好的な国々」を訪問することだとしている。
 モラレスは最近の演説で、イランの経済・政治的支援はラテンアメリカの労働者階級を助けることになるだろうと述べた。

 2007年、アフマディネジャード大統領のボリビア初訪問の際に最初の借款が行われたが、BBCの通信員は今後5年間に11億ドルの貸付けが行われるとし、さらにイランは核計画のためにボリビアのウラン、リチウム資源に関心を持っていると伝えている。

 また、イランはベネズエラ政府のウーゴ・チャベス大統領を通じて、ラテンアメリカへの影響力を高めようとしていると分析する向きもある。

 今回の外遊で、モラレス大統領はリビアを訪問しており、同国と外交関係を結んでいる。

(080901BBC Mundo:Morales llego a Iran)

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2007/03/07

4006悲劇の中の政治、ボリビア(その1)(070228)

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 西部高地のラパスから東部低地に下りてゆくことは、エボ・モラレス大統領にとって常に困難な仕事である。
 2月27日、エル・ニーニョ現象によって引き起こされた洪水の最大の被災地ベニ県への訪問も、その例外ではない。

 就任間もなく、ベニ県、パンド県とともに反モラレス勢力の強いサンタ・クルス県を訪れた際に、学生に投石された経験から、今回の訪問はこの地域の自身の「地盤」に限定して訪れた。

 ベニ県の県都トリニダッドで、「4月13日」地区をカヌーで巡回し、孤立したコミュニティーと市場で援助物資を渡した。この地の住民の多くは高地から下りて来た人々である。
 水に覆われた陸地の上空を飛ぶ分には、反対派の危険はない。次に訪れたサン・イグナシオやサンタ・アナも、政党間の争い以外のものを必要としていることから、そうした危険がない。大統領はそこから、ラパスへ直接帰還した。

 今回は少なくとも県知事やトリニダッド市長が、大統領との会合に出席した。
 先週、大統領がこの地を別件で訪れたときには、地方当局者は誰も迎えに出ず、市に入らずにそのまま戻った。

<写真:大統領は、洪水の影響を最も受けた地域を訊ねた。>
(070228BBC Mundo:La politica dentro de la tragedia)

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2007/03/06

4003モラレス大統領が日本到着、ボリビア

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、4日間の公式訪問のために日本に到着し、今回の訪問は日本による5億7千万ドルの外債免除に感謝を表すためのものだと述べた。

 しかしアナリストは、今回の訪問はボリビアの天然資源国有化計画に対する日本の疑念を和らげるためのものだと見ている。

 東京におけるBBCの協力者アルトゥーロ・エスカンドンは、大統領はアベ首相ほかの政府高官と会見する予定だとしている。
 エスカンドンは、ボリビアがラテンアメリカにおける日本の最大の援助対象国であり、「モラレスはポトシにおける鉱業開発について日本の投資家の関心を呼びたいと考えている。」と説明する。

 大統領は訪問の最後に天皇との会見も予定している。

<写真:モラレスは日本投資家の懸念を和らげようとしている。>
(070305BBC Mundo:Morales llego a Japon)

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2007/02/21

3980天然ガス価格で合意、ボリビアとブラジル(070215)

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 ブラジルのルイス・イグナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領は15日、ボリビアのエボ・モラレス大統領とともに記者会見を行い、ボリビアのガスを国際価格で購入することを明らかにした。

 この措置は4月15日以降実施されるが、ボリビアのカルロス・ビジェガ・エネルギー相は、価格がBTUあたり1.09ドルから4.20ドルになるだろうとした。

 ブラジルはガスの半分をボリビアに依存しているが、昨年5月モラレスが国有化を宣言して以降、価格問題は両国左派政権の論争の的となっていた。

<写真:ブラジルとボリビアが握手>
(070215BBC Mundo:Brasil pagara precios de mercado)

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2007/02/19

3969憲法議会に進展、ボリビア(070215)

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 ボリビアの与野党は、新憲法の制定を3分の2の多数で決定することで合意した。
 これによれば、与党社会主義運動党(MAS)は、議決について7月2日までは野党との協調を必要とされ、その後、合意に至らなかった条項は国民投票にかけられることになる。

 憲法議会は昨年8月6日に設けられ、議決について意見の対立があったが、これでその障碍が除かれたと見られている。

<写真左:エボ・モラレスは新憲法を8月6日までに定めたいとしている。写真右:最終的に「3分の2」で合意>
(070215BBC Mundo:Se destraba la Constituyente en Bolivia)

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2007/02/14

3952アンデス諸国への麻薬対策予算を削減、ブッシュ(070207)

 アメリカのブッシュ大統領は、2008年度のアンデス諸国向け麻薬対策予算を1億ドル削減するが、プラン・コロンビア計画を更新する内容の予算案を提出した。

 2007年10月から始まる2008会計年度予算では、5億7000万ドルから4億4300万ドルに減らすもので、ボリビア、エクアドル、ペルーがもっとも影響を受ける国である。

 アメリカの友好国で世界最大のコカ生産国コロンビアにとっては「満足すべきもの」となった。

(2月6日ワシントン発)
(070207La Jornada:Recorta Bush fondos antidrogas a paises andinos)

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2007/02/04

3928炭化水素政策強化を求め、ボリビア南東部で道路封鎖(070129)

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 ボリビア東南部カミリ市で、パラグアイ、アルゼンチンとを結ぶ唯一のルートが封鎖されている。

 抗議活動を行っている住民は、石油・ガス会社の国家コントロールを強化することを要求し、国有化政策が十分には進んでいないことを不満としている。
 こうした封鎖は、サンタ・クルスへの石油供給に影響するものとみられている。

 この行動は、エボ・モラレス大統領がボリビア石油公社(YPFB)総裁の後任にマヌエル・モラレス・オリベーラを任命した日に起こった。

(写真左:ボリビア東南部、写真右:右が新総裁>
(070129BBC Mundo:Bloqueo de ruta en Bolivia por petroleo)

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3927次の国有化はテレコミュニケーション、ボリビア(70129)

 エボ・モラレス大統領は28日、次の目標としているのは遠距離通信会社Entelであると述べた。同社は1996年、イタリアのTelecom社に買収された。
 大統領は「この会社の獲得方法を弁護しと相談している。」とした。

 Telecom社も1億7000万ドルの株を売却する用意があることを明らかにした。

(1月28日ラパス発)
(070129La Jornada:Reto proximo, estalizar la empresa de telecomunicaciones Entel: Evo Morales)

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3926YPFB総裁が辞任、ボリビア(070127)

 ボリビアの国家石油、ボリビア石油公社(YPFB)のフアン・カルロス・オルティス総裁が、エネルギー産業の国有化に関する政府との意見相違があるとして辞任した。
 総裁は国際石油会社との交渉の中心人物であるが、これまで大統領や炭化水素相との関係は良好だとしていたことから、辞任は意外なものと受け止められている。

 ボリビア炭化水素の国有化が始まって2人目の総裁辞任で、前総裁はブラジルへの石油スキャンダルで辞職した。

(070127BBC Mundo:Bolivia: renuncia jefe de YPFB)

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3925上院コントロールに失敗、モラレス大統領(070125)

070125reves
 ボリビアの与党社会主義運動党(MAS)は、上院のコントロールを失った。

 野党「国家統一」(UN)のホセ・ビジャビセンシオ・アムルス議員が議長に選出され、野党のUNと「革命的国家主義行動](MNR) は、MASのサントス・ラミレス議長の再選を支持しなかった。

 一方、MASは憲法議会の議決について、野党側の主張である、新憲法の全条項で3分の2による決定を受け入れた。賛成が3分の2に達しない条項は国民投票にかけられる。

<写真:就任1年を迎えたエボ・モラレス大統領>
(070125BBC Mundo:Doble "reves" para Morales)

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2007/01/30

3913閣僚7人を交代、ボリビア(070124)

 エボ・モラレス大統領は、7人の閣僚交代を発表した。
 交代したのは、官房、農業・社会開発、計画・発展、司法、教育文化、労働、公共事業・住宅の各相。

 また、大統領はスペイン語メディアCorreo Digitalが報じた、社会主義運動党(MAS)とスペイン・バスコのETAとの関係を否定した。

(1月23日ラパス発)
(070124La Jornada:Realiza Evo Morales siete cambios en su gabinete para continuar las transformaciones)

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3912モラレス大統領就任から一年、ボリビア(070123)

 炭化水素の国有化、憲法議会の招集、320万ヘクタールの土地の給付、腐敗との戦い、政府職員の給与節約、これがエボ・モラレス政権一年の成果である。

 この日午前、大統領は議会への教書でこれを発表、午後にはサン・フランシスコ広場に集まった国民に明らかにした。

(1月22日ラパス発)
(070123La Jornada:Celebra Evo Morales primer ano de bobierno y anuncia mas nacionalizacion)

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3913閣僚7人を交代、ボリビア(070124)

 エボ・モラレス大統領は、7人の閣僚交代を発表した。
 交代したのは、官房、農業・社会開発、計画・発展、司法、教育文化、労働、公共事業・住宅の各相。

 また、大統領はスペイン語メディアCorreo Digitalが報じた、社会主義運動党(MAS)とスペイン・バスコのETAとの関係を否定した。

(1月23日ラパス発)
(070124La Jornada:Realiza Evo Morales siete cambios en su gabinete para continuar las transformaciones)

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2007/01/24

3896リコール法、50%を越える得票者は対象外:ボリビア(070119)

 ボリビア政府は、エボ・モラレス大統領が制定を言明したリコール法について、議会に提出する準備ができたとしたが、モラレス大統領のように選挙で50%を超える得票を得たものは対象にしないことを明らかにした。
 コチャバンバ県のマンフレド・レイエス・ビジャ知事は、去る12月の選挙で54%を獲得している。

 これに対して、野党側から「巫山戯ていて、真剣さが足りない。」、「民主主義をおもちゃにしている。」などの批判が出ている。

 一方、エル・アルトの組合と住民組織は、「分離主義者」ホセ・ルイス・パレーデス・ラパス知事の辞任を要求して、22日に24時間ストに入ることを明らかにした。辞任が実現しないときは、さらに48時間ストを続けるとしている。

(1月18日ラパス発)
(070119La Jornada:No abarcara ley de referendos revocatorios a quienes obtuvieron mas de 50%

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2007/01/19

3885カビルドが知事を「解任」、ボリビア(070117)

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 16日午後、コチャバンバ県の多数住民による集会、カビルドは、去る12日以降サンタ・クルスに避難しているマンフレド・レイエス・ビジャ知事を、「公務を放棄した」との理由で「解任」した。

 これについて、アルバロ・ガルシア・リネラ副大統領は、モラレス大統領が、民主主義的な投票で解任しない限りは、選挙で選出された知事を尊重すべきだとしているとして、「解任」を認めないとの見解を示した。

<写真:コチャバンバ市街を行進するモラレス支持派>
(1月16日ラパス発)
(070117La Jornada:Destituye multitudinario cabildo al prefecto de Cochabamba por abandono de funciones)

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2007/01/18

3875リコール投票を行う用意がある、コチャバンバ知事:ボリビア(070114)

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 コチャバンバ県のマンフレド・レイエス・ビジャ知事は、同県内の紛争に対し、自身の地位についてリコール投票を行う用意があると言明した。

 市長、知事、大統領のリコール投票提案は、大統領が行ったもの。

<写真:知事の辞任をする住民が休息>
(1月13日ラパス発)
(070114La Jornada:El prefecto de Cochabamba, dispuesto a someter a referendo revocatorio su mandato)

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2007/01/17

3870知事とコカ栽培者との対話を呼びかけ、ボリビア大統領(070114)

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 エボ・モラレス大統領は、エクアドルの大統領就任式出発に先立ち、コチャバンバの知事とコカ栽培者との対話を呼びかけた。

 コチャバンバでは、知事が自治に関する再度の住民投票を行おうとしたことから、住民が反発した。

 知事は命の危険があるとして、同じ地方自治派のサンタ・クルスに避難している。

<写真:13日、コチャバンバの市街をデモするコカ栽培者>
(1月14日ラパス発)
(070115La Jornada:Convoca Evo Morales al dialogo entre cocaleros y gobierno de Cochabamba)

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2007/01/16

3867大統領がリコール投票を提案、ボリビア(071113)

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 エボ・モラレス大統領は、死者を出したコチャバンバでの衝突のあと、緊急閣議を招集、選挙で選出した公職者のリコール投票を行うことを提案した。
 モラレスの提案によると、対象は市長、知事、大統領である。

 アナリストは、こうした法案は政府に反対する知事の罷免を行うための手段となるだろうと見ている。

 ラパスから440キロ離れたコチャバンバでは、石、野球のバット、鉈などで武装した住民同士が衝突している。

<写真左:大統領はリコール投票を提案した。写真中:大統領は市の秩序維持のため軍派遣を命じた。写真右:モラレス支持者は知事の辞任を要求。>
(070113BBC Mundo:Bolivia: "referendo revocatorio")

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3866コチャバンバ住民が知事にさらに圧力、ボリビア(070113)

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 ボリビア第三の市、コチャバンバで12日、多数の住民による集会(カビルド)が開かれ、二人の死者と100人近くの負傷者を出した11日の衝突の責任を取って、マンフレド・レイエス・ビジャ知事が辞任するまで、圧力を強めることを決めた。

 一方、知事はこれまで主張していた自治のための住民投票を取り下げた。この投票は昨年7月2日に一回実施されており、コチャバンバ県の自治反対が多数を占めている。

 15,000人から20,000人の先住民農民、入植者、コカ栽培者、学生、鉱山労働者、近隣住民が参加したカビルドでは、さらに、「新たな知事を任命するために」、県境議会に権限を与えることも決議した。

<写真:保守分離主義の知事辞任を要求する学生>
(1月12日ラパス発)
(070113La Jornada:Acuerdo cabildo mas presiones hasta que dimita el prefecto de Cochabamba)

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3865コチャバンバに軍を経権、ボリビア(070112)

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 ボリビア政府は、11日の午後コチャバンバにおける激しい衝突で2名の死者と100人近い負傷者を出したことをマンフレド・レイエス・ビジャ知事の責任であるとし、アルバロ・ガルシア・リネラ大統領代行は軍の派遣を決めた。

 一方、レイエス・ビジャ知事は、ラパスでサンタ・クルス、タリハ、ベニ、パンド、ラパスの知事と会談、5知事はコチャバンバ知事の支持を表明した。

<写真:親大統領派と反大統領派の衝突で負傷した住民>
(1月11日ラパス発)
(070112La Jornada:Militariza el gobierno de Bolivia la ciudad de Cochabamba ante enfrentamientos)

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3864憲法議会で与党が妥協、ボリビア(070111)

070111trabajos1
 ボリビアの与党、社会主義運動党(MAS)は10日、憲法議会で審議している新憲法について、野党ポデモスの要求通り、条項一条ずつを3分の2の賛成で決定することを受け入れた。

 一方、コチャバンバでは、知事の辞任を求める側の住民数千人が市の占拠二日目を迎え、各所のターミナルでは千台近くのバスが交通を妨害している。

 他方この日、知事支持派も示威行動を行う予定だったが、中央広場を農民に占拠されているため、これを中止した。しかし、11日から無期限のストに入ることで合意した。

<写真:モラレス大統領の政策に反対する住民のデモ>
(1月10日ラパス発)
(070111La Jornada:Destraban trabajos de la Constituyente en Bolivia)

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2007/01/14

3857コチャバンバが孤立、ボリビア(070110)

 ボリビアのコチャバンバは、コカ栽培者、労働者、学生などにブロックされて、国内の他の地域から孤立して9日の朝を迎えた。
 8日の衝突では、31人が負傷、20人が逮捕された。

 政府は非中央集権化省次官ファビアン・ヤクシクを現地に派遣、知事と交渉させたが不調に終わった。

(1月9日ラパス発)
(070110La Jornada:Cochabamba, sitiada por cocaleros, obreros y estudiantes bolivianos)

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3855コチャバンバで衝突、ボリビア(070109)

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 コチャバンババンバのマンフレド・レイエス・ビジャ知事の辞任を要求する平静なデモに対し、警察が催涙ガスや空気銃弾で鎮圧、コカ栽培者が主な参加者のデモ隊がこれに激怒、当局と衝突した。
 地元プレスによると、6人の逮捕者が出ており、数十人が負傷した。

 ボリビア政府の官房長官アリシア・ムニョースは、現地県の警察責任者ウィルヘ・オブレアス・エスピノサを、知事に命じられながら長官には相談せずに、冷酷な弾圧をしたとして罷免した。

 コチャバンバ県労働センターのリーダー、ビクトル・ミヅゥマは9日零時から知事の辞任を要求して、新たな道路封鎖活動に入ると発表した。

 一方、地方自治派の旗手であるレイエス・ビジャは、辞任を拒否、「全体主義を立てるために、暴力と不穏の空気を作っている。」とエボ・モラレス大統領を非難した。

<写真:県庁舎の火事を消火しようとしている労働者>
(1月8日ラパス発)
(070109La Jornada:Reprimen marcha pacicica en Bolivia para exigir renuncia de un gobernador)

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3854行政・立法を「国有化」、ボリビア(070107)

 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、政府の決定、規定などが「世界銀行、国際コンサルタントなどの指示によらず、全く国内で決めるように変化したとして、行政権と立法権が「国有化」されたと述べた。

 これは、モラレス政権発足1年を前の1月4,5日に政権の評価を行った後、大統領が言明したもので、これまで「他の政権では大統領が国際機関と手を切った」ことはあるが、社会運動がそれを実行したのは初めてだとした。
 その上で大統領は、社会、労働者、農民、先住民の代表がコチャバンバに出席して、政権を評価したこの会議を「歴史的」とした。

(1月6日ラパス発)
(070107La Jornada:Dice Evo Morales que nacionalizo los poderes Ejectivo y Legislativo)

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2007/01/10

3846チェ伝説の地で(その10)(0410)

11jose_luis
(ホセ・ルイス・サンドバル、バジェグランデの副知事)

 私の考えでは、エルネスト・チェ・ゲバラの思想は素晴らしく、歴史の一部としてそれを尊重すべきだと思います。
 彼が敗れたことは残念ですが、歴史の一部として、私たちに役立つことならあらゆる機会を利用すべきだと思います。

(0410BBC Mundo,Foto=BBC Mundo:Desde la tierra del mito)
http://www.bbc.co.uk/spanish/specials/1533_testimonios_che/

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3845チェ伝説の地で(その9)(0410)

10segundo
<前回は3149でした。>

(セグンド・ビジャゴメス、プロテスタントの牧師でチェの遺体を発見した一人)

 チェは勇敢で、素晴らしいアイデアの持ち主でしたが、ここの人はその価値がわかりませんでした。
 私がチェの遺骨を発見したのは、キューバ人のために化学者たちとともに彼の墓を探し、地面を掘っていたからです。私たちは全部で5人でした。遺骨が現れたとき、キューバ人が抱き合い、泣き出したことを思い出します。

(0410BBC Mundo,Foto=BBC Mundo:Desde la tierra del mito)

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2007/01/09

3842ボリビアの司法を非難、モラレス大統領(070103)

 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、同国の司法が腐敗し、政治的利益に関わっていると非難した。

 大統領は「司法の最大の問題は比例配分で、裁判官が前政権の政党に応じて比例配分されていることだ。司法は恐れの眼を持ってみられているが、同時に交渉可能だと見られている。裁判は操作されており、国内より海外の利益を守っている。」とし、「(関係者は)先住民や貧者とともに学ぶべきだ。」などと述べた。

 これに対し最高裁長官エクトル・サンドバルは、モラレスの発言を司法権の独立を犯すものだと非難した。

(1月3日ラパス発)

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2007/01/07

3830水道事業を30年ぶりに国有化、ボリビア(070105)

 ボリビア政府は、ラパスとエル・アルトの水道供給を国家の手に取り戻した。

 1997年以来30年にわたってSuez Lyuonnaise des EauzとAguas del Illimaniの合弁会社に与えていた権利について、3日エボ・モラレス大統領が政令で終止符を打ったもの。
 今後は上下水サービス公共会社(EPSAS)が事業を行う。

 大統領は、「我々は了解の下の外国企業の撤退を実現でき、その追放はないことを確実にした。」と述べた。

 ボリビアでは外国企業による経営のもと、水道料金の高価格、値上げから、2004年11月と2005年3月に外国企業追放を要求する暴動騒ぎがあった。

(1月4日ラパス発)
(070105La Jornada:Recuperan el Estado boliviano al suministro de agua potable)

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2007/01/02

3817キューバ反体制者の引渡しへ、ボリビア(061228)

 ボリビア司法当局は、アマリウス・サマルティーノ・フローレスの人身保護を認めないことを決定した。

 キューバ政府は、サマルティーノ・フローレスが政治的に迫害されたものではなく一般的犯罪を犯したものだとして、ボリビアに引渡しを求めた。

 この日、ボリビア政府がコカの葉の栽培を増やす決定をした中、アメリカ上院議員6人のミッションが到着する。

(ラパス発061228La Jornada:Niega un juez boliviano el habeas corpus a anticastrista)

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3815キューバの反体制者を国外追放、ボリビア(061225)

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 ボリビア政府は、外国人の政治介入を禁じた法規に反するとして、キューバの反体制者アマリウス・サマルティーノ・フローレスの国外追放を決めた。

 サマルティーノ・フローレスはキューバ人医師で、2000年にアメリカと国際移民組織の支援でボリビアに入国した。
 エボ・モラレス大統領のキューバ接近を批判したため、サンタ・クルス市で逮捕され、ラパスに移送された。

 ボリビア当局はキューバに送還する予定。

<写真:サマルティーノ・フローレスは、ボリビア政府とキューバの関係を批判>
(061225BBC Mundo:Bolivia expulsara a disidente cubano)

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2007/01/01

3809インカが再び船を出す(その12/12)(061105)

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 伝統にしたがって、クスコを建設した後、インカはウルバンバの渓谷に広がって行き、さらに聖地マチュ・ピチュを立てた。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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3808インカが再び船を出す(その11/12)(061105)

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 彼らは豊かな土地を見つけたとき、そこをクスコ、ケチュア語で「世界のへそ」と名付けた。ここには現在、同じ名の都市があり、インカとスペインの過去を残したペルー最大の観光地の一つとなっている。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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3807インカが再び船を出す(その10/12)(061105)

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 伝説によると、マンコ・カパックとママ・オクジョは、大変豊かな土地であることを示そうと、持っていた金の枝を地面に完全に埋めるために、湖の北に行かなければならなかった。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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3806インカが再び船を出す(その9/12)(061105)

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 神の随員の後ろには、ティティカカ湖の島々に住むコミュニティの先住民らが伝統的音楽を奏で、ダンスを踊って、随いていく。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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2006/12/26

3786ボリビア憲法議会が休会、ボリビア(061223)

 ボリビアの憲法議会は、採決方法や新憲法草案についての具体的結論がないまま、来年1月8日までの休会に入った。
 この間、エボ・モラレス大統領が提案した、政府と自治要求側との間の対話もなかった。

 また議会も、反政府側の「制度的上の断絶」により、この国の弱点をあらわにし、「終末感」の漂う中で今年の日程を終了した。

(12月22日ラパス発)
(061223La Jornada:Bolivia: la Constituyente, en receso en medio de sisensos)

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3783インカが再び船を出す(その8/12)(061105)

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 行列の最中、地域コミュニケーションの先住民が、マンコ・カパックにその地を祝福してくれるようお願いする。このため、彼らに種や野菜が投げられる。儀式は数時間続く。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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2006/12/22

3769ボリビアへの麻薬対策費を削減、アメリカ(061221)

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 アメリカはボリビアに対する麻薬対策費を25%削減、3380万ドルとした。こうした削減は2001年以来続いている。

 ボリビア駐在のアメリカ大使は、「この額は十分なものであり、削減はボリビアの麻薬対策とは関係ない。」と言明したが、米国はボリビアが合法的なコカ栽培を増加させていることに不満を持っている。

 18日エボ・モラレス大統領は、合法栽培の面積を2万ヘクタールの拡大すると発表した。

<写真:ボリビアは3380万ドルの麻薬対策費を受け取る。>
(061221BBC Mundo:EE.UU reduce ayuda a Bolivia)

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3764インカが再び船を出す(その7/12)(061105)

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 行列が街に繰り出す前に、地域の幹部に挨拶をし、感謝の言葉を捧げる。行列は劇場、まで行われるのが伝統であるが、今年は改修中のため学校までとなった。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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2006/12/21

3760憲法議会規定を改定、ボリビア(061220)

 ボリビアの憲法議会は、新憲法制定のための採決方法を見直すことで合意し、投票でこれを決した。

 一方、エボ・モラレス大統領は、自治を求めている4件の知事、市民委員会、社会活動家に、これへの取り組みについて、合意を結ぼうと呼びかけた。
 この日、ラジオ・ネットワークErbolで「今年の人物」に選ばれた大統領は、国内外に米国と結んだ陰謀があると非難した。

(12月19日ラパス発)
(061220La Jornada:Revisara la Constituyente sistema de votacion en Bolivia)

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3759ボリビア4県が自治の準備(061219)

・昨年の大統領選勝利から一年、エボ・モラレス大統領は農民、先住民、労働者に政府支持を固めるよう求めるとともに、社会主義運動党(MAS)の地方組織に対し、旧来政党を模倣することによって組織を弱体しないよう警告した。

・サンタ・クルス、タリハ、ベニ、パンド各県の知事、市民委員会指導者が、15日にタリハでカビルドを開催、自治規約を設けることで合意、モラレス政権に自治を認めるよう要求した。

・政府はサンタ・クルス県サン・ミゲル・デ・ベラスコに兵士と警官を派遣、サンタ・クルス青年連合によると思われるマーケットと住宅の放火に対処した。

・また、アリシア・ムニョース官房長官は、14件の逮捕命令を出したことを明らかにし、アルフレド・ラダ社会活動調整省次官は、サンタ・クルスのあらゆる暴動行為を捜査すると言明した。

(12月18日ラパス発)
(061219La Jornada:Preparan cuatro provincias bolivianas estatoto autonomico)

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2006/12/19

3754政治合意を政府が拒否、ボリビア(061218)

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 ボリビアの政府と反政府派との話し合いは行き詰まり、全ての展開は18日に再開される憲法議会に持ち越された。

 両者の主張を近づけようとする試みも、政府側がトップ会談や仲介を介しての合意書の調印を拒否したため、失敗した。

<写真:農地改革で得た土地で働く農民>
(12月17日ラパス発061218La Jornada:Descartado, un acuerdo politico entre gobierno y oposicion en Bolivia)

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2006/12/18

3738反政府側が反抗で威嚇、ボリビア(061216)

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 ボリビアの憲法を巡る抗争は、15日4県でそのピークに達し、自治を要求する会合に数十万人が集まった。
 サンタ・クルス、タリハ、パンド、ベニの4県のカビルドは、新憲法を3分の2の票決で決めること、国民投票が求めた自治が認められないなら、新憲法を受け入れないことを決定した。

 一方、エボ・モラレス大統領は、これらの市民リーダーが分裂の道を取らず、国家の統一を求めたことを歓迎した。
 集会前には、事実上の自治や独立に言及する参加者もいたが、法の範囲内で憲法会議への圧力を強めることとなった。

 他方、モラレス政権を支持し、自治に反対する勢力は6つの市でカビルドを開催、憲法は過半数で定めるべきことを要求した。

 モラレスは常に対話の道は開かれていることを強調、また与党が採決について見直しを受け入れたことから、野党側はハンストを中断した。

<写真左:反モラレス派の集会、写真中:3分の2での採決を要求、写真右:サン・フリアンでは、両派の衝突で60人が負傷>
(061216BBC Mundo:Amenaza de desacato en Bolivia)

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2006/12/17

3729住民同士が衝突、ボリビア(061215)

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 ボリビアで親・反モラレスの住民が衝突、22人が負傷した。
 衝突が起きたのはサンタ・クルスから150キロのサン・フリアンで、30台の車が自治カビルドに参加しようとして、道路をブロックする住民と争った。
 この地域では、14日の夜からモラレス支持住民が道路を封鎖していた。

 エボ・モラレス大統領を支持する左派勢力は、自治派に対抗するため、並行カビルド、抗議行進、道路封鎖を始めている。
たとえばラパスに近いエル・アルトでは、「独立を要求する」行動に反対するデモ行進が行われた。

(写真左:親モラレス派はカビルドに反対している。写真右:自治派は独立は要求していないとしている。「嘘つきエボ」、「欲しがりエボ」と書いてある。>
(061215BBC Mundo:Duros choques en Bolivia)

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2006/12/15

3723軍に統一維持を呼びかけ、モラレス大統領(061211)

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領は11日、軍と国民に対し、自治を急ぐ4つの県の市民活動に対抗して、祖国を守るよう呼びかけた。
 「900万人のボリビア国民に、国内の敵に対し祖国を守るよう求める。また、軍隊のない国家が祖国ではあり得ず、祖国や領土を守らない軍隊は軍隊ではあり得ない。」

 大統領は、サンタ・クルス、タリハ、ベニ、パンドが独立を望んでおり、そのため、憲法議会での3分の2評決などの事項で大統領に反対していると考えている。

 こうした県では11日の未明、15日の午後4時に同時にカビルドを開催することを決めている。
 カビルドはボリビアでは従来からよく開催される住民機関であるが、国家の憲法上は認められていない。

 さらに、住民リーダーらと知事は、「完全な自治」を実現する役割を持つ「自治・民主主義協議会」を設けたが、その詳細は明らかにされていない。

 「祖国を守ろう。国家を守ろう。彼らはいかなる口実をも使って挑戦しようとしている。」と大統領。

<写真左:大統領は4県が独立を望んでいると考えている。写真右:すでに2千人以上が抗議のハンストを行っているという。>
(061211BBC Mundo:Bolivia: Morales busca apoyo militar)

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3716ラパスへの無条件支持を表明、チャベス大統領(061209)

 ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は8日、エボ・モラレス大統領への無条件支持を表明、もしボリビアの反政府派が国民の意思を尊重しない場合には「手をこまねいてはいない。」と言明した。
 これはウルグアイのタバレ・バスケス大統領との会談後に記者団に語ったもの。

 「選挙での偉大な勝利」と「新たな地勢地図」について語ったあとで、大統領はボリビアの困難な政治情勢を前にしてモラレスを支援することは「この大陸の革命勢力全ての責任」だと強調した。

 「ボリビアに残っている極右帝国主義者は、200年にわたってボリビアを奴隷にしてきた。ボリビアの安定は極めて重要である。帝国主義と極右勢力とどこを攻撃するか?エネルギーの豊富にある国だ。何故か?ワシントンはボリビアのガスやベネズエラの石油が欲しいからだ。私たちはそれに対し「ノ」と言っている。」

(12月8日モンテビデオ発)
(061209La Jornada:Apoyo incondicional de Hugo Chavez a La Paz)

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3715アメリカが特恵関税を認めなければラ米の支援がある、モラレス大統領(061208)

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、もしアメリカがアンデス諸国に特恵関税を更新しない場合に、ラテンアメリカ市場がボリビア製品を受け入れる予定だと言明した。

 大統領は、アメリカ議会が「アンデスの通商拡大と麻薬撲滅に関する法律」を更新しない場合には、ボリビアが米国に輸出している3億ドル相当の宝石、繊維品を受け入れると、南米諸国の首脳が約束していることを明らかにした。

<写真:コカ栽培撲滅への抗議行動中、9か月の女児マリアリスがコカの葉をしゃぶっている。これはユンガス族の伝統>
(12月7日コチャバンバ発)
(061208La Jornada:Tiene Bolivia plan regional por si EU no le renueva beneficios arancalarios)

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2006/12/13

3705緊張がさらに高まるボリビア(061209)

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 サンタ・クルスでは、大きな集会が「独立」を要求する中、市民リーダーは15日に市民議会カビルドを招集、今後の方針を決定することとなった。

 これにはベニ県も追随することになっており、サンタ・クルスは、タリハとパンドの2県も同調することを期待。

<写真:反政府側の集会、写真右:エボ・モラレス大統領>
(061209BBC Mundo:Bolivia: se agrava la crisis interna)

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2006/12/12

3701国内抗争が強まる、ボリビア(061205)

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 反政府派のハンストの高まりにより、3日後にコチャバンバで開催される第二回南米サミットを控え、ボリビアの情勢は複雑化している。
 ハンストは当初、野党の「国家統一(UN)」が始めたが、数時間で市民委員会、4県の知事、経営者指導者、最大野党ポデモスのリーダー、中産階級へと広がった。

 彼らは、エボ・モラレス大統領が憲法議会の決定を規定通り3分の2で行うことを要求している。
 これに対し、社会主義運動党(MAS)は、3つの項目を除き過半数で決めるとしている。

 こうした情勢に対し、軍司令官のフレディ・ベルサッティ将軍は、国家分裂の兆候はないが衝突の可能性はあり、国家統一維持のために軍は警戒態勢にあるとして、「我々は憲法の命じるところを実行する。」と述べた。

 国民投票で自治に賛成したサンタ・クルスと他の3県は、こうした意志も尊重すべきだと主張している。

 また、サンタ・クルスでは、憲法議会で彼らの意志が受け入れられないなら、サンタ・クルス県協議会は、「県法規集会」を設け、自身の制度を創設すると主張している。

 農地改革問題は、MASが3人の他党上院議員の賛成を得て法律を成立させたが、これも抗議の引き金となっている。

<写真左:ハンスト中のサンタ・クルス県知事ルベン・コスタ、写真右:モラレス政府を支持する人々>
(061205BBC Mundo:Crece el conflivto en Bolivia)

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2006/12/11

3686南米サミットが始まる、ボリビア(061208)

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 ボリビアのコチャバンバで、第二回南米共同体サミットが始まり、域内の自由貿易の進展のみでなく、統合、エネルギー、コミュニケーションなどに視点が注がれている。

 エボ・モラレス大統領は、エクアドルのラファエル・コレア次期大統領、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領、ブラジルのルイス・イグナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領、ペルーのアラン・ガルシア大統領、チリのミシェル・バチェレ大統領、ウルグアイのタバレ・バスケス大統領などを迎えた。
 他方、コロンビアのアルバロ・ウリベ大統領、アルゼンチンのネストル・キルチネル大統領は欠席した。

 会議は、憲法議会問題など、ボリビアの政治的緊張の中で開催された。

<写真左:サミットはボリビアの政治的緊張の中で開催、写真右:南米連合の設立への期待が持たれている。>
(061208BBC Mundo:Comienza ⅡCumbre Sudamericana)

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2006/12/10

3682モラレス、休戦呼びかけを繰り返す、ボリビア(061106)

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 エボ・モラレス大統領は、7,8日にコチャバンバで行われる第二回南米サミットに影響を与えないよう、野党側に抗議行動の休戦を再度呼びかけた。
 これは、社会主義運動党(MAS)に反対する政治、社会、地域の各セクターに対するもの。

 同サミットは、11カ国の大統領と、オブザーバーとしてメキシコとカナダが参加する。

<写真:ハンスト2日目のサンタ・クルス知事ルベン・コスタ>
(11月5日ラパス発)
(061106La Jornada:Reitera Evo Morales su llamado a la oposicion a tregua en protesta)

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3678炭化水素国有化を固める、エボ・モラレス政権(061204)

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、炭化水素の国家所有を強化する法律を明らかにした。
 これは、ブラジル、スペイン、イギリス、アメリカ、アルゼンチンの多国籍企業との44の契約を法律ベースに引き上げるもの。

<写真:石油会社との契約にサインする大統領>
(12月3日ラパス発)
(061204La Jornada:Promulga Evo Morales ley que consolida la nacionalizacion de los hidrocarburos)

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3677反政府派に呼びかけ、ボリビア政府(061203)

 ボリビア政府は、反政府派に対し、2日にスクレでエボ・モラレス政権と会談し、政治危機を解決する策を模索しようと呼びかけた。
 スクレでは憲法会議が開催されている。

(12月2日ラパス発)
(061203La Jornada:Convoca el gobierno de Bolivia a la oposicion a encuentro con Morales)

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2006/12/04

3666インカが再び船を出す(その6/12)(061105)

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 着いたばかりの人々は、音楽と歓迎の叫び声に迎えられる。舟から降りると、マンコ・カパックは、太陽と大地なる母であるパチャママに祈りを捧げる。この地域の先住民によると、パチャママは命の源泉である。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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3660改革反対のストは失敗、ボリビア(061202)

 エボ・モラレス政権の改革に反対するストライキは、5県のうち3県で部分的に実施されただけに終わった。

 サンタ・クルス、タリハ、ベニ県では、活動が止まったが、ガス、大豆などの生活ラインへの影響はなかった。
 また、パンドとコチャバンバでは、住民の説得に失敗し、抗議活動は実行されなかった。

 モラレスが農地改革、外国企業との44契約の承認など大きな勝利を納めて3日が経ち、反政府側は憲法議会でのプレッシャを企てようとしている。

(12月1日ラパス発)
(061202La Jornada:La oposicion no logra concretar paro en Bolivia)

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2006/12/03

3659カルロス・メサ元大統領、モラレスのボリビアを語る(その7/終)(061012)

061012mesa5
-モラレス大統領に提言することがあるとすれば、それは何ですか。

○このことが最も重要なことです。それは彼の歴史上の役割ということです。
 モラレス大統領は、基本的に歴史的な役割を占め、変革の要となりうる可能性を持っています。しかし、大統領の演説や課題に向き合うときの姿勢が、橋を架けるためのものではなくて、塹壕を掘るためのものであるというのが、私の言いたいことです。

 もし大統領の演説や論理が開かれたもので、壊すためのものでなくなれば、全てが上手くいくでしょう。私は困難だが最も重要なものは、民主主義の中での変革だと思います。それは全く可能なことです。そのためにはもっと穏健な物言いが必要です。

-あなたは現在のボリビアに懸念を持っていますか?

○この国が避けられる対立、私は避けられると思っていますが、そうした対立への道を歩んでいることが心配です。しかし、ボリビアはこれまで常にもっとも困難で不必要に対価の高い道を歩んできました。
 最終的には問題を解決してきましたが、あらゆる意味であれほど失うものが多くなくとも解決できました。

 また、我々が皆、歴史には戻れない事柄があることを理解して欲しい。
 モラレス大統領は歴史的に戻れないことがあることの証明です。自治は戻れないことで、それにブレーキをかけるのは馬鹿げています。資源を国家のために取り戻すことも逆戻りできません。それを避けようとするのは愚かなことです。しかし、いずれのことも真摯さと寛容をもって、賢明なやり方で実行しなければなりません。

<写真:モラレス大統領>
(061012BBC Mundo:Carlos Mesa y la Bolibia de Morales)

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3656反対5県のストライキも土地再配分へ、ボリビア(061201)

 12月1日、農地改革法に反対する5県で24時間ストが行われる中、エボ・モラレス政権は同法が公布されてわずか2日で、先住民に対し最初の農地引渡しを行った。

 「行進は無駄ではなかった。祖父の戦いは無駄ではなかった。祖父の祖父の戦いは無駄ではなかった。ここに結果が出た。」
 アルバロ・ガルシア・リネラ副大統領は、ラパス県レコ・デ・アポロ村の先住民センター、547家族に24万ヘクタールの土地権利書を渡して、このように発言した。

(11月30日ラパス発)
(061201La Jornada:Emprende el gobierno de Morales reparto de tierras a la etnia leco)

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3655反対県で市民スト、ボリビア(061201)

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 ボリビアのサンタ・クルス、コチャバンバ、タリハ、パンド、ベニの5県が24時間の市民ストライキに突入した。

 彼らは、エボ・モラレス政権と社会主義運動党(MAS)が、憲法議会の規定(3分の2条項)を遵守するよう要求している。
 この中で、約200人がハンストに入った。

 一方ボリビアでは、12月8,9日の両日コチャバンバで南米首脳会議開催を予定しており、アルバロ・ガルシア・リネラ副大統領(モラレス大統領は外遊中)は、ストライキは尊重するが、平穏な雰囲気を保つよう求めた。

<写真左:「憲法会議規定の尊重」を求める。写真右:200人がハンスト>
(061201BBC Mundo:Bolivia: regiones en paro civico)

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3654農地改革法可決・署名、ボリビア(061129)

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 ボリビア上院が農地改革法を可決、一時間足らずののち、エボ・モラレス大統領がこれに署名した。
 これによって「非生産農地」の大規模な再配分が可能になる。

 法案可決のための圧力をかけるためにラパスに到着していた、多数の先住民が大統領官邸外でこれを祝福した。

 大統領は署名後、「これで大土地所有を廃止する合法的手段ができた。ただし生産的な土地や合法的土地の所有は尊重する。」と述べた。

 同様にデモ行進を行って反対している生産業者や経営者は、「これによって国内対立を強めることになった。」と警告している。

 新たな法律は、20万平方キロメートルの非生産土地、非合法的に入手された土地を政府に返還させたのちに、これを貧困な農民や先住民コミュニティに引き渡すもので、ボリビアでは1953年に行われたビクトル・パス・エステンソロ大統領時代以来のもの。

 上院では、3人の反対派議員が政府案に賛成に回って、野党の過半数が崩れた。

 また、同時に国際石油企業との44の契約も承認された。

<写真左:モラレス大統領が署名。写真右:数千人の先住民が首都に到着していた。>
(061129BBC Mundo:Bolivia: aprobada reforma agraria)

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3653県への監督を強める、モラレス(061121)

 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、政府が県知事を監督できる法案を議会に提出した。この中には、住民の投票で選出した知事を大統領が罷免できる規定が含まれている。

 これに対し、同国9県のうちの6県の知事は、これに反発して中央政府との関係を破棄するとともに、23日に行動計画を決定するための会合を開くことにしている。
 これら県知事はまた、憲法議会での過半数多数決に反対している。

(061121BBC Mundo:Morales "quiere destituir a prefectos")

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3651インカが再び船を出す(その5/12)(061105)

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 プーノ基金による祭典で、マンコ・カパックとその姉妹が、トトラと呼ばれる舟で湖岸に到着、そこには数百人の住民と観光客が待っている。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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2006/11/29

3645インカが再び船を出す(その4/12)(061105)

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 言い伝えによると、インカの創造神である太陽の神ビラコチャは、ティティカカ湖の深みに住み、その子マンコ・カパックとママ・オクジョに、ティティカカ湖を出てインカ帝国を立てるよう命じた。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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2006/11/28

3643カルロス・メサ元大統領、モラレスのボリビアを語る(その6)(061012)

-天然資源の国有化のプロセスは順調に進んでいますか?

○私は(国有化という)用語の使い方が正しくないと思います。国有化は、旧来の用語の使い方では、外国企業の財を取り上げ、ボリビア人に返すことでした。
 つまり、石油会社がボリビア国家の所有となり、持っていた全ての財産をボリビアに残して国外に去ることでした。

 しかし、このようなことは過去に起こりませんでしたし、これからも起こりません。
 従って、国有化という言葉にもっと広がりを持たさなければなりません。

 私たちが対象にしている国有化とは、石油会社にとっては、より要求度の高いそしてより厳しい税制であり、これまでとは異なった契約条件のことです。

 私たちが取り組むべき課題は、これまでとは取り組み方が異なるべきです。
そして、この方向は正しいと思います、と言うか、反対が出来ません。私が2004年の国民投票を行い、その線に沿って法制化したのですから。

 もし、激しい言葉の花火を打ち上げたり、民間石油企業に軍隊を入れるような軍事的行動を行ったりすれば、厳しく不要な国際的反応を生むでしょう。しかし、そうした行動はする必要がありません。

 いまのボリビア政府が実行していることを正しく捕らえれば、それは用語の厳密な意味の国有化ではありません。
 (現在の国有化の意味は、)税収の拡大が主目的であり、外国企業が国外に去ることなく、誰が輸出し販売するか、天然資源の直接的な取り扱いメカニズムをどうするかを決めることです。

 私の考えるところでは、国際的なイメージからは、これまで余り懸命なやり方でやってきたとは言えません。

(061012BBC Mundo:Carlos Mesa y la Bolibia de Morales)

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3641二回目の会談に進展なし、ボリビア(061126)

 政治危機を解決するために行われた、ボリビア政府と野党側との今週二回目の会談は、緊張と口舌戦の中、合意したのは26日に話し合いを継続することのみであった。

(11月25日ラパス発)
(061126La Jornada:Sin resultados termina en Bolivia reunion entre gobierno y oposicion)

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3640「反政府リーダーは大地主」、モラレス大統領(061124)

 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、野党が農地改革を拒むのはそのリーダーが大土地所有者だからだと非難した。

 大統領によると、わずか14ファミリーが、サンタ・クルス州とベニ州で313万ヘクタールの土地を所有している。

 さらに、たとえば野党Podemosの上院議員ウォルテル・ギテラスはベニに5万ヘクタール、革命的国家主義活動(NMR)の下院議員カルロス・ナシフのファミリーは4千ヘクタールを所有している。

(11月23日ラパス発)
(061124La Jornada:T erratenientes, varios lideres de la oposicion; por eso defienden en la latifundio: Evo Morales)

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2006/11/27

3634:ボリビアの対話が進まず(061124)

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 ボリビアでは緊張がいっそう高まる中で、23日政府と反政府側が対話を始めたが、双方の立場を述べるのに留まり、交渉には入れなかった。
 次回の会合は、25日が予定されている。

 この対話は、与党社会主義運動党(MAS)が土地改革法を可決させようとしていた上院で、ここでは多数を制する野党がボイコットした後、行われた。

 対話が始まったとはいえ、双方からのプレッシャーは止まらない。
 先住民の行進は、ラパスを目指し、サンタクルスでは、24日夜、政府に対する抗争方針を決定することになっている。

 双方にとっては、3つの問題がある。
 非利用土地の返還問題(農地改革)、憲法議会での採決方法、それにエボ・モラレス大統領が新たに提案した知事の政府による監督に関する法案である。
 この中で、野党は憲法議会の採決方法を最も重要視している。

 今回の対話で問題が全く変わっていないことを示すのは、大統領のオランダ、ナイジェリア、キューバ外遊について、上院の承認を得られないことである。
 このため、大統領は定められた5日間の期限内に帰国することになっている。

 他方、野党代表は憲法案の下院採決の際に、実際にスクレの議場に出席していない与党議員がいたとし、採決に不正があったと指摘している。

<写真左:対話は野党の上院ボイコットのあと開かれた。写真右:サンタクルスでは野党の抗議が続いている。> 
(061124BBC Mundo:Dialogo con poco avance en Bolivia)

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2006/11/26

3631インカが再び船を出す(その3/12)(061105)

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 いまプーノで繰り広げられている神話は太陽に関するもので、ペルーの作家で歴史家のインカ・ガルシラソ・デ・ラ・ベガによるものである。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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2006/11/25

3623インカが再び船を出す(その2/12)(061105)

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 ティティカカの名前は、アイマラ語の「山猫」を意味する"titi"と、山猫が来ていた湖中の「岩」を意味するケチュア語の"caca"からきている。その目の輝きから昔この地域に住んでいた人々は、そこに太陽が住んでいると信じていた。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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3622上院を廃止、モラレス大統領が提案(061124)

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、新憲法では上院を廃止することを提案、その理由として、必要な人たちのために働かない人間で満ちているとした。

 一方、サンタ・クルス州とベニ州では、反政府勢力が農地改革法の改正と新憲法の制定に反対の圧力をかけようとしている。
 最富裕のサンタ・クルス州議会は、与党が制定しようとしている憲法案について、賛否の州民投票を行うと警告しており、また、ハンストを呼びかけている。

<写真左:大統領は上院は不要と考えている。写真右:サンタ・クルス州は大統領の政策に反対している。>
(061124BBC Mundo:Propone abolir Senado en Bolivia)

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2006/11/24

3621インカが再び船を出す(その1/12)(061105)

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 ティティカカ湖は、航海のできる世界で最も高地にある湖である。その周辺に住むペルーとボリビアの先住民コミュニティは、この湖を聖なるものと考えている。毎年11月5日、ペルーのプーノでは、人々はインカ族の祖先に関する伝説を思い出す。

(061105BBC Mundo:Los incas vuelven a navegar)

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3618カルロス・メサ元大統領、モラレスのボリビアを語る(その5)(061012)

-モラレス大統領が、チャベス大統領やカストロ議長と同軸にあると言われることについて、どのように考えられますか?

○モラレス大統領がそうした方向に位置づけられているとの見方は、事実として正しいと思います。

-そのことが政策やボリビアの統合に対してどのようなインパクトを与えると思いますか。

○誰がチャベスと同じラインにおり、誰がモラレスのラインにいるのか、あるいは、どのようなプロセスを経て統合が進むのか、どの考え方が統合に反しない政策なのかなどについて徹底的な形で論理的な評価をすべきだと思います。

 たとえば、チャベス大統領がアンデス共同体を脱退してメルコスールに向かおうとしているのは不思議なことです。

 私が信じていることは、南米国家のグループを通じた南米の統合プロセスを目指すべきであって、これが手詰まり状態を解決することが出来るかも知れません。
 私は未来は南米の国家グループにあると思います。多弁をもう少し控えて、思想の実践的応用をもう少し行ったら、先はより良くなるでしょう。

 リーダーの多弁さが、南米の統合に避けられないそして不可欠なプロセスを不必要に損なっているというのが私の印象です。

(061012BBC Mundo:Carlos Mesa y la Bolibia de Morales)

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2006/11/23

3611上院ボイコットを警告、ボリビア野党(061122)

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 ボリビア野党の上院議員は、エボ・モラレス大統領の土地改革政策と憲法制定に抗議して、上院をボイコットすると警告した。

 21日、ボリビア第二の市サンタクルスでは、農地改革に反対して、地域企業家と自治要求グループが組織した数千人がデモ行進を行った。

<写真:数千人がサンタクルスでデモ>
(061122BBC Mundo:Bolivia: amenazan boiotear Senedo)

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3610コカ栽培者が土地改革政策を全面支持、ボリビア(061122)

061122cocalero
 エル・チャパレのコカ栽培組合は21日、非常事態を宣言、サンタクルスなどの地域の農牧業者に対抗、エボ・モラレス大統領の農地改革政策を「全面的」に支持することを明らかにし、土地の再配分を要求する行進をスタートさせた。

 大統領自身がリーダーであるコカ栽培業者の6組合は、「大土地所有は違法で憲法違反である。」とし、利用されていない土地は、社会的に無用であるから再配分すべきであると要求した。

<写真:ラパスに向かう先住民の行進、アヤ・アヤで>
(11月21日ラパス発)
(061122La Jornada)

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2006/11/22

3606ボリビア下院が土地法を可決(下)(061116)

 もう一つのポイントは接収である。可決された法律では、地主に補償を払ったうえで、いったん接収された土地は先住民のものになる。
 これに対し、企業家は東部先住民4種族のみを対象にすべきだと主張、政府が引き渡し先を決める自由を妨げようとしている。

 その他の重要な変更点は、牧畜業者が土地を他に引き渡すときは、国家農地改革院(INRA)に登録しなければならない。経営者は、これは政府によるコントロールになるとしている。

 また、新法は土地に関する監督を国家のもとに置こうとするのに対し、牧畜業者は地方政府の監督を望んでいる。

 この法律は、今後野党多数の上院で審議されることになっており、先住民が3つのグループでラパスを目指す行進を進めているとともに、反対派も行動を準備するなど、政治圧力が高まっており、上院での抗争はますます厳しくなると見られる。

(061116BBC Mundo:Bolivia: aprueban ley de tierras)

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2006/11/21

3602ボリビア、6知事が土地接収に反対(061119)

 ボリビア9県のうち、6つの県の知事が、法による土地接収に携わることを拒否した。
 サンタ・クルス、タリハ、ベニ、パンド、コチャバンバ、ラパスの知事は、「中央政府との関係を「破棄」すること」で合意した。

 声明は、こうした決定が政府の弱体化や、国民に選出された大統領後からの不安定化を目指すものではないとし、「ボリビアは権力のはんこ(サイン)を振りかざし、共和国の法規をからかい、反民主主義感覚を持った中央政府の行動を、懸念をもってみている。」と主張した。

 他方、エボ・モラレス大統領は「ラ・ラソン」紙で、「透明性と誠実性があれば、政府は国民や制度運営を恐れるべきではない。」と述べている。

 昨年12月の知事選挙では、6県で野党が、3県で社会主義運動党(MAS)が勝利した。

(061119BBC Mundo:Bolivia: prefectos contra el gobierno)

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3601憲法議会から撤退、ボリビア右派が警告(061119)

 ボリビア右派野党は、与党社会主義運動党(MAS)が、憲法議会における多数決決定を押しつけたとして、同議会から撤退すると警告した。

 「こうした決定で、我々が参加する必要がなくなった。」「国家統合党(UN)」のサムエル・ドリア・メディーナは言明し、サンタ・クルス、タリハ、ベニ・パンド州におけるハンストに結集するよう呼びかけた。

(11月18日ラパス発)
(061119La Jornada:Amenaza la derecha con abandonar la Asambea Constituyente de Bolivia)

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3600「多数決決定」を採決、ボリビア憲法議会(061118)

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 ボリビアの憲法議会は、与党社会主義運動党(MAS)の主張を採決で可決した。これにより、同議会は多数決で決定され、3分の2を必要としない。
 過半数は128で、MASは憲法議会において142議席を有している。

 可決された規定では、(野党の主張に配慮して)憲法案の3つの小さな項目については3分の2を要するよう定められており、これが否決されれば、国民投票にかけられる。

 野党は議会後、これは憲法議会と民主主義への攻撃だと非難した。

<写真:MASの主張が通された。>
(061118BBC Mundo:El MAS inpuso en la Constituyente)

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2006/11/20

3596反政府側がハンスト、ボリビア(061117)

 ボリビアでは,社会主義運動党(MAS)の憲法議会運営に対抗して、野党が反ストを行うに至った。

 経営者の政党、国家統一党(UN)(中道)は、16日の夜まで各地で、同党の憲法議会議員、国会議員、支持者により5つのハンスト行動を行うと発表した。

 憲法議会の議決について、野党は規定通り3分の2で行うよう要求、これに対し社会主義運動党(MAS)は混合方式を提案、全般的には過半数で議決し重要事項のみ3分の2で行うと主張、エボ・モラレス大統領も15日に同様の発言を行い、「全てを3分の2で議決するのは、憲法議会を侵害するものだ。」と述べた。

 昨年12月の国民投票で自治に賛成した東部4州の住民は、憲法議会への圧力を強め、また、MASの主張により可決された憲法議会の「最高性」について、野党議員が憲法裁判所に訴えている。

(061117BBC Mundo:Bolivia: opositores van a la huelga de hambre)

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2006/11/19

3593農地改革で警告、モラレス大統領(061116)

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 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、もし上院が農地改革法を可決しなければ、大規模なデモ行進行動が起こるだろうと警告した。

 大統領は記者会見で、「現在の多数の利益にならない法律を改正させるために、住民が立ち上がるだろう。」と述べ、先住民と農民に土地を再配分することに反対している大地主とは全く妥協の余地がないことを明らかにした。

<写真左:モラレスは不公正と戦うと公約している。写真右:下院は農地改革に関する法律を可決した。>
(061116BBC Mundo:Advertencia de Morales sobre ley agraria)

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2006/11/18

3591カルロス・メサ元大統領、モラレスのボリビアを語る(その4)(061012)

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-ラテンアメリカは、左翼という救世主待望論を放棄すべきだとするアナリストもおります。もっとも現在はそうではない方向に向かっていますが。あなたはどうお考えですか。

○この質問を答えるためには、いま非常に厳しい姿勢を持っている二つの国、ベネズエラとボリビアの経済政策の意味を評価しておくべきでしょう。

 ウーゴ・チャベス大統領のベネズエラとエボ・モラレス大統領のボリビアのマクロ経済の相違は何か?チャベスのベネズエラとそれ以前の自由市場運営の考え方はどうか?全く違いはありません。
 唯一の相違は、膨大な国家収入をある程度社会投資に振り向けただけです。ボリビアも全く同様です。

 ボリビアのマクロ経済は、財政金融政策においては、ゴンサロ・サンチェス・デ・ロサダ大統領時代とモラレス時代とでは、1ミリも変わっていません。この国の変化は、天然資源活用の論理が変わったところから生まれました。

 また、この国では確かに変化が起こっていますが、それは国有化宣言から生じたものではなく、2004年の国民投票から変わったものです。

 このように様々な天然資源に関する政策においては継続性があります。一方、アメリカとの自由貿易協定がもたらすグローバル化に関しては、モラレス大統領が米国の特恵関税の継続について交渉に行きました。このことは、大統領が米国との開かれた通商関係を望んでいる証拠であり、彼の演説と実行することの間には相違があり、左派の経済運営についてそれほど明確な概念を見出すことが出来ません。

<写真:モラレスとチャベスの接近は国際的な注目を引いている。>
(061012BBC Mundo:Carlos Mesa y la Bolibia de Morales)

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3589ボリビア下院が土地法を可決(上)(061116)

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 ボリビアの下院は15日、生産に使用していない土地を政府に返還することを容易にする法案を可決した。
 しかし、野党が多数を占める上院の審議を控えているため、与党案がそのまま可決される見通しは大きくない。

 正式名が「国家農地改革院法(La Ley del Instituto Nacional de Reforma Agraria(INRA))」とするこの法案は、下院では野党Podemos欠席のまま、与党の多数で可決された。

 この法案には、土地の返還と接収の2つの論争ポイントがある。

 土地の政府への返還は、現行の法体系でも定められているが、新法ではこのプロセスを加速し、土地が経済的、社会的に役立っているかどうかのチェックを、現行3年を改め、2年毎に行おうとするものである。
 つまり、2年ごとに、ある土地が経済的に役立って利用されているかを調査し、そうでない場合は先住民に再配分するために政府に返還することになる。

 与党の当初案では、先住民の意見を入れてこの期間を6か月としていた。
 他方、企業経営者側はこれを5年にすべきだと主張していた。

<写真:エボ・モラレス大統領は、企業の反対を前にこの改正法案の通過を望んでいる。>
(061116BBC Mundo:Bolivia: aprueban ley de tierras)

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3588学校券を発行、ボリビア(061113)

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 エボ・モラレス大統領は12日、文盲撲滅対策のため、100万人以上の貧困家庭児童に学校券を渡し始めた。

 「文盲者の存在を続けるわけにはいかない。この券(ボノ)は児童が学校に通うことが出来るようにするためのものである。」大統領は、サンタ・クルスでこのように述べ、さらに年間25ドルの価値のあるボノは、5月1日に政府が決定した炭化水素国有化の最初の果実であると説明した。
 学校券は、公立学校の1年から5年生の児童約120万人を対象としている。

 大統領はさらに、他の政権のようにこのボノを選挙用に使用しないこと、将来は対象を全学生に拡大することを付言した。

<写真:ボノを渡すエボ・モラレス大統領>
(11月12日ラパス発)
(061113La Jornada:Inicia Evo Morales entrega de bono escolar para ninos bolivianos pobres)

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2006/11/17

3584ブラジルにガスを売込み、ガルシア大統領(061110)

061110gas
 ペルーのアラン・ガルシア大統領は10日、ブラジルの経営者にペルーへの投資を呼びかけた。
 両国大統領は、社会、保険、国防、バイオテクノロジー、教育などに関する10の協定に調印、この後、ガルシアの発言となった。

 ペルーは、ボリビアの制度改正により、ブラジルへのガス供給が困難な状態になっていることを知っており、ブラジルへ代替供給を提案して、同国のボリビアへの依存度を低減する提案をすれば受け入れられることに疑いを持っていない。
 ペルー大統領は、ブラジルの必要とするエネルギーを供給できるとし、「われわれはブラジル北東部を照準においており、マナオスが必要とする全エネルギーを供給できる。」と述べた。

 ガルシアはまた、ルーラ大統領にラテンアメリカ統合のリーダーシップをとるよう要請し、南米の統合には「責任ある相手」が必要だとして、「相手の選び方を知らなければならない。基準の変わらない、中庸なセンスのある相手を選ぶことだ。」と述べた。

<写真:ガルシアが売込み>
(061110BBC Mundo:Garcia ofrece gas a Brasil)

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2006/11/16

3579カルロス・メサ元大統領、モラレスのボリビアを語る(その3)(061012)

061012mesa3
<前回は記事3459でした。>

-エボ・モラレスが大統領に就任したときに作られたイメージの力は弱まりつつあり、それが失われる危険もあると分析するアナリストもおります。あなたはどのように考えますか?

○私は、歴史の上の時間は、もう少し平静でバランスを取って進むべきだと考えます。急ぐべきこともあり、変化への要求があることは理解しますが、より平静に実行されるべきです。

 モラレス大統領の政府には、ボリビア国内の視点とラテンアメリカの視点から見て、彼らが果たすべき歴史的役割についての、冷静な分析が欠けています。

 政府が、その能力の底から徹底的に、毎日のルーティンな仕事をしなければならないと理解していたらと思います。

 あるいは、多数意見の形成過程にあっては、排他的であってはならないと理解していたらと思います。そうすれば、多数意見を形成し、反対者(これは必要です)とともに変革を進めることが出来ます。

 また、憲法議会の議論において、もし3分の2の多数で基本原則が可決されればこれは歓迎すべきことですが、それは困難でしょう、こうしたことも理解していたらと思います。私は、この国内に変革を求め、それを支持する多数派の人々がいるはずで、その形成プロセスを排他的にするのではなく、話し合いと議論で同じ道に持っていくべきです。

-この時期に、何故ボリビアでこのような様々な様々な問題が起こるのだと思いますか?経験不足の問題でしょうか?

○確かに、急に政権についたと言う経験不足は一つの要因でしょう。
 もう一つの要因は、革命が30年、40年前と同じ意義をもって実行すべきだと考える傾向があることです。

 今日、革命は民主主義の体系の中で行われるものです。あるいは、他党体制、寛容の姿勢をもって行われるべきものです。
 革命を民主主義や寛容とセットで考えるのは難しいことかも知れませんが、こうした考え方を近代社会が持たなければなりませんし、理解しなければなりません。

 モラレス与党の中には急進的なセクターがあって、現在とは異なった考えと異なった政治論理で行われた1952年革命に対する郷愁を持つ人々がいると思います。

<写真:その任期中、カルロス・メサは、先住民と農民の圧力に対抗しなければならなかった。>
(061012BBC Mundo:Carlos Mesa y la Bolibia de Morales)

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3578次の国有化は鋳造工場、ボリビア(061102)

 ボリビアのエボ・モラレス大統領は2日、次の国有化の対象は、オルロ県にある、スイスのグレンコア社の子会社が所有する鋳造会社ビント(Vinto)であることを明らかにした。

 オルロ県400年記念式典で明らかにした大統領はさらに、錫工場の近代化のために必要な資金1千万ドルは、ベネズエラが支援してくれるだろうと述べた。

<訳注:錫産業は中小経営者と国営会社従業員が衝突した。>
(ラパス発061102La Jornada:Condenan al sociologo brasileno Emir Sader)

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2006/11/15

3572多国籍企業との契約批准を議会に求める、ボリビア(061107)

・ボリビアのエボ・モラレス大統領は、多国籍企業が出来るだけ早期に投資が出来るよう、、YPFBと企業が締結した契約を「緊急に批准するよう」議会に求めた。

・外国企業12社は、政府が定めた期日ギリギリの10月27,28日、44の契約を結んだ。

・大統領は、政府収入は13億ドルになり、これはゴンサロ・サンチェス・デ・ロサダ元大統領時代の5倍になるとし、さらに2,3年後には40億ドルになるだろうと述べた。

・Equipo Mori社の世論調査によると、この契約について、国民の83%が賛成、10%が反対、7%がわからない、無回答になっている。
 また、モラレス支持は、10月初めの50%から64%に上昇している。

(11月6日ラパス発)
(061107La Jornada:Apremia Evo Morares al Congreso a ratificar contoratos con petroleras)

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3571農地改革支持の行進が続く、ボリビア(061112)

・農地改革を要求してラパスに向かうデモは、1800人に増加した。

・サンタ・クルス、タリハ、ベニ、パンド各州の農牧経営者は、現状は「緊急事態」にある、彼らの土地を脅かすなら力に訴えるとし、14日に議会を招集した。

・下院では、法案が審議されており、与党の社会主義運動党(MAS)は、「コンセンサスの有無」にかかわらず法案を可決させると主張したが、上院を制する野党が上院をストップさせるとしたことから、態度を和らげている。

・先住民リーダーは、91%の土地が数家族の手中にあり、71%の国民は9%の耕作可能地を持っているに過ぎないと説明している。

(11月10日ラパス発)
(061112La Jornada:Marchan bolivianos en favor de la ley de reforma argraria)

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3570ボリビアは物乞いの国でなくなる、モラレス(061112)

 エボ・モラレス大統領は、ボリビアが国際支援機関の枠組みから脱し、全ての経済成長目標をクリアしている。間もなく物乞いの国ではなくなるだろうと述べた。

 大統領は、「近年、世銀、IMFなどのプログラムはボリビアにとって何も良いことをもたらしていない。私が就任して以来、ボリビア銀行の外貨は17億ドルから30億ドルに増加した。」とし、経済大臣が欧米や国際機関を訪問しないのは、最近30ないし40年間になかったことと語った。

 モラレスはさらに、炭化水素の国有化を始めてから、国家収入は3億ドルから12億ドルへと増加したと述べた。

(11月11日ラパス発)
(061112La Jornada:Pronto Bolivia dejara de ser pais mendigo: Morales)

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3569土地要求の先住民の行進、ボリビア(061104)

 ラパスを目指してサンタ・クルスを出発した、土地を要求する先住民の行進は、第4日目を迎え、全行程40日の10分の一、90キロを過ぎて、参加者が300人に増えた。

 アヨレオ、チキタノ、モヘニョ、チマネ、ユラカレを含む34種族の男性、女性、子供
は、現在の制度の改正を求めている。
 そのリーダーは「1996年の法律は、土地の取引を認め、大所有者を優遇している。」と主張している。

(11月3日ラパス発061104La Jornada:Bolivia: se suman mas indigenas a la marcha por la tierra)

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2006/11/05

3514鉱山国有化を来年に延期、ボリビア(061101)

 エボ・モラレス大統領は、当初今日までの期限を定めた鉱山の国有化を2007年まで延長することを決めた。
 その理由として、「十分な財源がないこと」を上げ、また、「まずは炭化水素の国有化を確実なものとしたい。」としている。

 大統領は、多国籍企業が炭化水素の国有化に関し新たな契約の署名を拒否すれば、「国有の権利を実行するため、大量の軍事活動」を用意しており、事態の錯綜を望まないとした。

 炭化水素の国有化については、180日と決めた期限が10月28日に切れている。

(10月31日ラパス発)
(061101La Jornada:Evo Morales pospone para el proximo ano la segunda nacionalizacion de la mineria)

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3513鉱業の国有化宣言、ボリビア(061031)

 エボ・モラレス大統領が「突然」31日に公にするとした鉱山の国有化について、労働者6万人を擁する協同組合参加員が「明確な」反対を表明、「緊急事態」を宣言し、2千人がポトシで抗議行動を行った。

 これに対し、国営企業の労働組合連合はこの手段に賛成している。

 先週、モラレスは、ゴンサロ・サンチェス・デ・ロサダ元大統領時代の制度の再構築が必要だと表明している。

(10月30日ラパス発)
(061031La Jornada:Rechazo de mineros al decreto de nacionalizacion del sector)

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2006/11/04

3511外国企業とギリギリの交渉、ボリビア政府(061029)

 ボリビア政府と8多国籍企業は、5月1日の国有化政令が定めた期日ギリギリまで、厳しい交渉を続けている。
 この中には、ブラジルのPetrobras社やスペイン・アルゼンチン合弁のRepsol YPFも含まれている。

 今夜20時に調印のセレモニーが予定されていたが、23時に延ばされている。

(10月28日ラパス発)
(061029La Jornada:Contra relij, ferreas negociaciones entre Bolivia y empresas petroleras)

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2006/11/01

3495非常任理事国選挙の続報(061101)

 国連総会は、10月31日ラテンアメリカからの非常任理事国選挙を行ったが、当選国はなかった。これまで5日間を費やし、47回の投票を行ってきた。

 チリのエラルド・ムニョース国連大使は、11月1日にベネズエラとグアテマラの外相会議が行われるが決着の見通しがないこと、5,6の国が投票により双方の国に投票しているが、それ以外は投票が決まっていることから膠着状態にあると述べた。

 第三の候補は投票の初日から取りざたされてきた。
 ベネズエラは立候補を取り下げる条件として、ボリビアを代わる候補国としたが、反米を明確にしているため、問題が多い。

(061101BBC Mundo:ONU: otra jornada sin definiciones)

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3493外国企業二社が調印、ボリビア石油国有化宣言後始めて(061028)

 エボ・モラレス大統領が炭化水素の国有化を宣言して以来始めて、外国企業二社の契約が調印された。
 二社は、フランスのTotal Exploracion Produccion Bolivia社とアメリカのVintage Petroleum Bolibviana社。

 10年前、当時のゴンサロ・サンチェス・デ・ロサダ大統領が「民営化」を始めた同じ場所、コミュニケーション宮殿で行われた調印式で、大統領は、「我々は小国で発展が遅れているが、企業はこの国の規制と法律を遵守しなければならない。」と述べた。

 モラレスはさらに、「きょう、資源の所有者ではなく、我々の共同事業者との調印を行った。」とした。

(10月27日ラパス発)
(061028La Jornada:Atestigua Morales firma de primeros acuerdos con dos empresas petroleras)

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2006/10/26

3465非常任理事国、ボリビアが交替?(061024)

061024releva1
061024releva2
 エボ・モラレス大統領は、ベネズエラが獲得できなかった国連安全保障理事会非常任理事国について、代わりに立候補すると言明した。

 大統領は、「今朝、ウーゴ・チャベス大統領が電話をしてきた。非常任理事国のための3分の2を獲得できなかった。あとはボリビアに候補を譲る。我々は候補国だ。座を獲得したい。」と述べた。
 カラカスはこれを確認していない。

 BBCの取材に対し、ベネズエラ外務省は、24日のニコラス・マドゥーロ外相発言の通りだとした。

 同相は、ベネズエラが立候補を取り下げる条件として、グアテマラも取り下げること、アメリカ不作法な圧力をやめること、ラテンアメリカを代表する国を選ぶために透明な対話が行われることの3つをあげている。

<写真左:モラレス大統領、写真右:投票を見るベネズエラの外務次官>
(061024BBC Mundo:Bolivia releva a Venezuela?)

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2006/10/25

3460農地を土地なし農民に引き渡す、ボリビア(061021)

 農地改革の一環として、エボ・モラレス大統領はグアラジョス・デ・サンタ・クルスの300家族に1万6000ヘクタールの土地を引き渡すことを認めた。
 この農民は、土地なし農民運動(MST)のメンバーで、合わせて4台のトラクターなどの機材も提供された。

 大統領は、「政治的・経済的力を背景に土地を取り上げ、それを売買の投機に使っている勢力から土地を取り返し、国家のものとし、先住民や農民に配分する。」と述べた。

(10月20日ラパス発)
(061021La Jornada:Entrega el mandatario de Bolivia 16 mil hectares a 300 familias sin tierra)

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2006/10/24

3459カルロス・メサ元大統領、モラレスのボリビアを語る(その2)(061012)

-現在、この状況において責任を引き受ける人間がおりますか?

○この国における(権力者の)最も基本的な責任は、権力を持った者が、改革のプロセスは(一部を除外するのではなく、全てを)包含するものであるべきであると、理解することだと思います。

 モラレス大統領がそうした包含の認識を持ち、自身が伝統的に疎外された人々(先住民世界のことですが)の一部だとの認識を持つに至ったとしても、ボリビアの近代化(それはネオリベラリスモの近代化ではなく、変移する意味での近代化ですが)は、分散化や自治の道を通って行うべきです。

 自治というものが、ボリビアの特定地域の小数政治のためにあると考えるとしたら、それは誤りでしょう。
 自治はボリビアだけでなく、ラテンアメリカ全体の歴史的な要求です。ケチュア、アイマラなどの極めて重要な民族の民族的、文化的な自己認識と、地域(この場合は、投票で自治要求が多数を占めた県のことですが)の自治要求は、両立可能なはずです。

 自治は、少数政治派や力のある企業家に権力を渡すことではありません。これは二元論の議論ではなく、決定や自治決定の判断をこの国を前進させようとする人々に委ねることです。

-自治を要求しているボリビアの四県は、最も富裕でエボ・モラレス大統領に反対している勢力の代表ではありませんか? このことは、どのような指導者でも、何らかの分離を引き起こす可能性があるのではありませんか?

○それが正に誤った議論の本筋です。
 自治を求める者は政府の反対者である、大統領は自治を守ろうとする者を敵と考えなければならない、そうした議論は意図的な対立を生みます。

 私は自治のプロセスは9つの県で進めるべきだと思います。5つの県が反対し、4つの県が賛成している。4つが自治の県、5つがそれを受け入れない県、というのは論理的ではありません。

 私はこの国の行く先は自治だと思います。しかし、自治の問題のみを憲法会議で議論するわけではありません。唯一の議題でもありません。もちろん、最も重要な議題の一つであることは間違いありませんが。

(061012BBC Mundo:Carlos Mesa y la Bolivia de Morales)

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2006/10/23

3447ボリビアでまた道路封鎖(061020)

・グアラニー民族会議のメンバー200人が、19日にボリビアとアルゼンチンを結ぶサンタ・クルス-カミリ道路の封鎖を開始して、農地改革法の改正を要求。

・警察当局は、カラスコ国立公園でのコカ栽培を尊重するよう要求して、コカ栽培者が3日前から行っている、コチャバンバ-サンタ・クルス間の道路封鎖を排除した。

・裁判プロセスの改善を求めて、ハンガー・ストライキと十字架磔けストを行っていた8千人の囚人はストを一時的に中止した。

(10月19日ラパス発)
(061020La Jornada:Bloquean vias en Bolivia)

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2006/10/22

3444パラグアイとボリビアはベネズエラ支持を確認(061020)

 パラグアイとボリビアは、国連安全保障理事会非常任理事国の選出について、引き続きベネズエラを支持することを確認した。
 これはパラグアイの首都アスンションにおけるダビド・チョケウアンカ(ボリビア)、ルベン・ラミレス(パラグアイ)の両外相が明らかにしたもの。

 一方、米国のジョン・ボルトン国連大使は、グアテマラ支持を改めて表明し、「ラテンアメリカとカリブのグループは、合意によって新しい候補を提案することも出来るが、私はグアテマラが非常によい候補国だと思う。」と述べた。

 さらに、チリのアレハンドロ・フォクスレイ外相は、今後も棄権の姿勢を維持すると言明した。

(10月20日アスンション発La Jornada:Paraguay y Bolivia seguiran apoyando a Venezuela)

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2006/10/21

3442鉱業協同組合に雇用提供を提案、ボリビア大統領(061017)

 エボ・モラレス政権は、ウアヌニの鉱業における小企業と国営企業従業員との対立問題を解決するため、協同組合参加の小企業主に、約4千人の雇用を提供することを提案した。

 提案では、一人あたりの月給は3300ボリビアーノ(412ドル)。同国の最低賃金は月500ボリビアーノ(62.5ドル)である。

 これに対し、組合側はこの提案は既に組合が行ったものと同じものだとしており、また、協同組合幹部は実現可能で、問題を解決するだろうと発言している。

(10月17日La Jornada:Evo Morales ofrece mas de 4 mil empleos a cooperativistas mineros)

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2006/10/20

3440契約の期限は延長しない、ボリビア炭化水素資源(061019)

 ボリビア大統領府のスポークスマン、アレクス・コントレーラスは、同国で操業している石油会社との新たな契約のために定めた期限は、いかなる場合も延長しないと言明した。
 ボリビア大統領は、ガスの所有権を国家に移し、国営石油会社(YPFB)を再編成することを決めている。

 コントレーラスはBBCに対し、「石油会社には新たな契約に積極的でないものもあるが、他の企業が関心を示している。」と述べた。

 ボリビアのエネルギー専門家ウンベルト・バカフロールは、政府の中に新たな契約に調印しない多国籍企業が出てくるのではないかとの懸念があり、期限を2,3ヶ月延長するよう検討するかも知れないと見ている。
 「石油会社は、政府の条件が受け入れがたく投資をやめるかも知れない、企業は国家に82%を治めなければならず、世界でこのように負担を求める国はない、と言っている。」

 この専門家は、最悪の場合、企業は投資をやめ、契約を拒否して、ボリビアを撤退し、契約をし、その後に変更を求めた国家からの補償を求めるかも知れないとしている。

(061019BBC Mundo:Bolivia:"El plazo es invariable")

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2006/10/19

3435サンチェス・デ・ロサダ元大統領の追放を米に要求、モラレス(061017)

 エボ・モラレスは、アメリカに対し,亡命しているゴンサロ・サンチェス・デ・ロサダ元大統領の国外追放を要求した。

 元大統領は2003年10月先住民などの抗議行動を弾圧して、67人の死者と400人以上の負傷者を出した責任を問われている。

 モラレスは、アメリカがテロとの戦いを言うなら、人権のための戦いもあり、この「殺人者」を国外追放すべきだと主張した。

(10月16日ラパス発)
(061017La Jornada:Expulsar a Sanchez de Lozada, pide Bolivia a EU)

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3434カルロス・メサ元大統領、モラレスのボリビアを語る(その1)(061012)

061012mesa1
 辞任から一年余り、カルロス・メサ元大統領が自国ボリビアの変化について語る。

 2005年6月、先住民と労働者の率いる強力な抗議行動により、ボリビア議会はメサの辞任を受け入れ、エドゥアルド・ロドリゲス暫定大統領が就任した。

 ロドリゲス政権は、政権移行をその仕事とせざるを得ず、同年12月の選挙でエボ・モラレスの勝利につながっていった。

 BBCのハビエル・リサルサブル記者とのインタビューで、メサはモラレス、憲法議会、南米の経済と統合などについて語った。

-あなたの意見では、ボリビアでは現在どのような国家運営、政策運営が行われていると思いますか?

○現政権は変革を全面に出し、歴史上の新しい時代という考え方を自分のものにしようとしています。
問われなければならないのは、こうした新たな挑戦の依って立つ基礎が正しいか、正しくないかです。
 この政権が全面に出していることは、いま以前にもあったし、今後もあり得ることは疑いありません。
 しかし、ヘゲモニーを追求すれば(そのことは民主主義のもとでは合法的ですが)、多数派と少数派の間の対話をある程度壊すような条件を押しつけることが起こりえます。
 政府は、民主主義制度における均衡を考えれば、少数派と向き合うことに慣れなければなりません。このような対応が、憲法会議において最も複雑な要素です。

-最近の数週間、ボリビアは全面的な破滅の縁にいると発言し、警告する様々な声が出ています。同じ意見ですか?

○ボリビアは、その安定に関して歴史的に常に同じ経験をしてきたし、面々と続くドラマを演じてきました。それはつまり、この国が深淵の縁にいると、我々が常に感じていることです。
 しかし考えてみると、ボリビアは比較的暴動などの少ない形で、深刻な問題を解決してきたラ米の国の一つです。
 ボリビアが直面している状況は危機的ですが、全面的な破滅の過程にいるとは考えません。

<写真:カルロス・メサ元大統領>
(061012BBC Mundo:Carlos Mesa y la Bolivia de Morales)

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2006/10/18

3433ボリビアが必要なのは国境監視(061014)

 ボリビア軍司令官のフレディ・ベルサッティ将軍は、プレスに対し、同国の隣国が懸念している施設は、国境を監視するためのもので、軍事基地の建設ではないと説明した。
 将軍は、ベネズエラの協力により設置する施設について、「これは警察、軍、移民当局、税関の混成施設」であるとした。

 ボリビアは、ブラジル、ペルー、チリ、アルゼンチン、パラグアイと国境を接し、これらの国との間で、太平洋への出口も含め、26万5188平方キロメートルの領土を失った。

 ラパス政府は、ベネズエラの支援によって設けられる施設についての周辺諸国の懸念を解消するため、ワルケル・サンミゲル国防大臣をペルー、チリ、パラグアイに派遣した。

(10月14日ラパス発061015La Jornada: Bolivia demanda modulos de vigilancia, no bases militares)

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2006/10/17

3426支援を模索するモラレス、ボリビア(061012)

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061012respaldo2
061012respaldo3
 エボ・モラレス大統領は、ラパスに集まった数千人の先住民と農民を前に、「人々を解放し、古いシステムを維持しないための道具となる」よう呼びかけた。
 また、エボはアブヤ・ヤラで開かれた先住民大陸集会に出席、彼らの支援を受けた。

 最近、鉱山における衝突で16人の死者を出し、運転手連盟がストを声明するなど、ボリビアの社会的緊張は高まり、さらにクーデターの噂も出ている。
 上記ストライキについては、当局との協定によりラパスを除いて中止され、鉱山の紛争は、労働者が政府に猶予期間を与え、また、犠牲者への支援を政府が行うことになった。

 一方、ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は引き続き、モラレス打倒の陰謀があると非難している。

 こうした「陰謀」に対抗するため、ボリビア政府はモラレス支持のための集会を12日に開くため、社会各セクターの行動を呼びかけた。
 集会は、「民族の日」に合わせて開催された。

 エボ・モラレス大統領は、集会出席者に向かって、「あなた方の健全で真っ直ぐな支持は無駄ではない、また、偶然ではない。この集会によって、クーデターの噂は威嚇に過ぎないことを証明した。」と述べた。

 大統領はさらに、「ボリビアのこの変革は止まらない。この民主的革命は、エボ・モラレスがいようと、いまいと前進する。誰も憲法議会や資源の国有化を止められない。」とし、各セクターの団結を求めた。

<写真左:エボがいようと、いまいと、民主的革命は進む。写真中:数千人の先住民と農民がエボ支持を表明した。写真右:エボは先住民の「真っ直ぐな支持」に感謝した。
(061012BBC Mundo:Evo Morales busca respaldo)

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3423交通確保のために軍派遣も、モラレス大統領(061012)

061012garantizara
 ボリビア運転手連盟が、11,12日の2日間、市街と道路の封鎖による48時間ストライキを予定しているのに対し、エボ・モラレス政権は、国内の市街と道路交通に障害がないよう、軍派遣も含む必要なあらゆる手段をとると言明した。

 運転手連盟は、登録のない車両の国有化に関する法律を取りやめるよう要求している。

<写真:民族の日、各国の先住民が集まった会合に出席したエボ・モラレス>
(10月11日ラパス発)
(061012La Jornada: Se garantizara el libre transito con ejerucito, si es necesario: Evo Morales)

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2006/10/16

3412「反民主主義には国民が鉄槌を」、モラレス(061011)

 民主主義復帰24周年を記念する10日、エボ・モラレス大統領は、政府転覆の噂に対し、民主主義を終わらせようとするいかなる冒険主義に対しても、国民がこれを罰するだろうと演説した。

 キューバの協力によってタリハ県ジャクイバに建設された眼科センターの開所式で、大統領は民主主義のために戦った人々を称え、現在のシステムは全てのセクターの参加で成り立っており、これをさらに推進し「今後とも一人として除外しない。」と述べた。

(10月10日ラパス発)
(061011La Jornada:Castigara el pueblo boliviano a quien atente contra la democracia: Evo Morales)

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2006/10/15

3408「ボリビアを守る」、チャベス(061012)

061012defensa
 ベネズエラのウーゴ・チャベス大統領は、もしエボ・モラレス大統領を打倒しようとすることがあれば、ボリビア政府を守ると確約した。

 「もしボリビア政府やその国民が国外あるいは国内からの攻撃を受けたときには、ベネズエラは手を拱いて見てはいない。」ベネズエラ大統領は言明した。

 チャベスは最近、その同盟国ボリビアをアメリカが倒そうとして陰謀していると非難した。
 アメリカ当局者はこうした言明を否定している。

 チャベスの発言は、ベネズエラとボリビアの軍事協定が明るみになって数日後に行われた。

 ボリビアの反政府派は、ベネズエラによるボリビア内政への干渉だと批判している。

<写真:チャベスとモラレスは協定に調印した。>
(061012BBC Mundo:Chavez: "en defensa" de Bolivia)

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3406鉱山関係者が話合いへ、ボリビア(061009)

061009dialogo1
061009dialogo2
 ウアヌニの錫鉱山の関係者は、衝突で死亡した人々の埋葬を始め、一方、政府との交渉をするために当局者の到着を待っている。

 新たな鉱業大臣ギジェルモ・ダレンセは、交渉が10日に始まるとし、交渉の条件を合意するため、政府特使を派遣することを明らかにした。

 先週の5,6日、協同組合構成の小企業と国営企業労働者がダイナマイトや武器をもって衝突、16人の死者と81人の負傷者を出した。
 原因は、協同組合側が錫資源をコントロールしようとしたためとされている。

 6日、政府、カトリック教会、それに鉱山の二つの組織は、停戦で合意し、8日の日曜日、午前中は労組が、午後は協同組合が葬儀を行った。

 しかし、労組は労働者の連帯のために10日にストを行うとしており、政府が本気でこの問題に取り組むことが必要となっている。

<写真左:10日の交渉は、さらなる死者を出さないため。写真右:引き続き緊張が走っている。>
(061009BBC Mundo:Bolivia: se prepara el dialogo minero)

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2006/10/12

3396チリ「透明性」を要求、ベネズエラ・ボリビア協定で(061011)

 チリのミシェル・バチェレ大統領は、最近ベネズエラとボリビアの間で結ばれた軍事協力協定について、チリへの脅威になるものではないと考えるとしたが、明確かつ透明性をもって説明するよう要求した。
 これは、国民の懸念を沈めようとする発言。

 これについて、ボリビア当局者は、「これは防衛の分野での協力協定であって、戦闘、攻撃に関するものではない。」と言明した。

 他方、ボリビアの野党関係者は、ベネズエラが政治的軍事的影響力を南米に拡大しようとしていると述べた。

(061011BBC Mundo:Bachelet pide "transparencia")

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2006/10/11

3391協同組合がモラレス支持を撤回、ボリビア鉱山(061008)

061008mineros
 鉱業小企業家の協同組合のパウクアル・グアラチ会長は、「エボ(モラレス大統領)は、(今回の事件の)責任が我々にあるかのように行動した。これにより、協同組合との連携は壊れた。」と発言した。

 さらに、鉱業大臣の後任ホセ・ギジェルモ・ダレンセ大臣について、6日まで労働組合の立場を代表していたもので、交代しても状況は変わらないとした。

<写真:騒乱の結果、壊れた家の跡で物を探す女性。>
(10月7日ラパス発)
(061008La Jornada:Cooperativistas mineros quitan apoyo a Evo Morales; anuncian protestas)

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3390ベネズエラ・ボリビアの軍事協定に懸念、チリ(061008)

061008convenio
 去る5月に調印され、10月8日に明らかになった、ベネズエラとボリビアの軍事協力協定について、チリ政府関係者は「注視していく。」と述べた。

 「ラテンアメリカの防衛政策に関する動きと発言に対し、我々はこれからも注視していく。」チリ政府公報担当相リカルド・ラゴス・ウェベルは、このように発言した。

 この協定は、ボリビアのブラジル、ペルー、パラグアイ、アルゼンチン国境とともに、チリとの国境に、ボリビア軍基地を設けようとするもの。

 ウェベルは、上記の警告発言とともに、「(協定の基地が)この地域の従来からの規範をはずれるものではなく、各国の防衛力を改善しするものだ。」とも発言した。

 この協定は5月26日に両国大統領の間で調印されたもので、その内容がチリの新聞「エル・メルクリオ」で明らかにされたもの。

 チリとボリビアの間には、ボリビアの太平洋への出口問題があり、チリは最近、駐サンチャゴ・ベネズエラ大使の発言に不快感を示した。
 チリ下院議員の一人は、こうした協定はベネズエラの国連安全保障理事会非常任理事国入りに影響を及ぼすかも知れないと発言している。

<写真:協定は「各国の防衛力の改善するもの」>
(061008BBC Mundo:Convenio militar preocupa a Chile)

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2006/10/09

3383鉱業相を更迭、ボリビア(061006)

061006ministro1
061006ministro2
 ボリビアのエボ・モラレス大統領は、16人の死者と61人の負傷者を出した、ウアヌニにおける鉱山関係者の衝突について徹底的に調査すると言明した。
 言明の中で大統領は、暴力行為を排除するため、同地に700人の連邦警察官を派遣することも明らかにした。

 この衝突は、組合を構成する労働者と協同組合を構成する小企業者の間の勢力争い。

 さらに、協同組合に肩入れし、この事件の取り扱いが十分ではなかったとして、ワルテル・ビジャロエル鉱業相の辞任を求め、後任として組合に近いギジェルモ・サレンセ・サリーナスを充てた。
 また、政府は両サイドに休戦を実現させた。

 衝突は、ラパスから288キロ、オルノ県のウアヌニにある国営鉱山のコントロールを巡って、協同組合に属する独立小企業と、国営企業の組合従業員との間で起きたが、前者がこの地の錫資源を全面的にコントロールしようとしたのが発端とされる。

<写真左:抗争する鉱業従事者、写真右:現在のところ死者は16人>
(061006BBC Mundo:Bolivia: nuevo ministro de Minería)

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2006/10/07

3378大統領の麻薬対策を支持、コカ栽培者:ボリビア(061003)

 コカ栽培者の6つの連合は2日、エボ・モラレス大統領の出席のもと、コチャバンバのラウカで開催された会合で、政府が進めている麻薬対策とコカ栽培の制限を支持することを表明した。
 同様に、大統領が軍を派遣した、チャパレの自然公園のコカ栽培の撲滅を支持した。

 また、ボリビアの麻薬政策に対するアメリカの批判に対抗するため、10月7日コチャバンバ、チャパレのシナオタで大集会を開くことを呼びかけた。

(10月2日ラパス発)
(061003La Jornada: Mundo:Aprueban las federaciones de cocaleros la lucha contra el narcotrafico en Bolivia)

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