5954一党独裁にこだわるキューバ(その2/終)(120129)
<キューバ共産党内部の変化>
カストロは続けて、キューバ共産党(PCC)は、引き続き指導的な権力を維持してゆくが、「その力は道義的なもので、法的なものではない」とし、さらに「権威主義」を捨て、行政的ではなく、政治的なコントロールに仕事を振り向けていくと述べた。
これは、これまで国家、政府、議会、公営企業、社会組織指導部という枠組みの上に立って、これらを制御してきた党員にとっては、全く新しい姿勢を要求することになるだろう。
将来の党指導者は、5年任期を二期だけ占めることになるだろう。これにより、ポストのローテーションが速くなり、新たな人材が育成されていくことが可能になる。
キューバにおいては、最高幹部が、閣僚、公営企業幹部などの同じポストを10年以上占めており、文化関係においてさえも同様である。世代の交代は、あらゆるセクターにおいてデリケートな問題である。
(新たなモデルに向けて)
かくして、キューバの新しいモデル、つまり一定程度は市場、所有、生産を自由化した社会主義が定義決定された。PCCの社会的役割は、国民との関係を改善し、マスコミに情報をもう少し公開することである。
しかしながら、党の改善に向けて政治的、イデオロギー的に良い見通しが描かれたとしても、「抵抗」セクターに対する努力はいっそう難しくなるだろう。
<写真:共産党は政府、議会、企業を牛耳っている。>
(120129BBC Mundo:Cuba se aferra a su sistema de partido unico)
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