5362エクアドル:「セルバ、シ(イエス)」、「石油、ノ(ノー)」(100804)

エクアドルのマリア・フェルナンダ・エスピノサ文化財相は3日、「ヤスニITT・イニシアティブ」の真の出発だと評価した。
これはエクアドル政府と国連開発計画(PNUD =UNIDO)との間で調印した信託について発言したもので、エクアドル国内の環境対策を国際社会に委ねるもの。
3年前に同政府が明らかにしたこの計画は、エクアドル・アマゾンのイシュピンゴ,タンボコチャ、ディプティニに広がるヤスニ生物圏世界遺産の地下に存在する8.46億バレルの石油資源を開発せずに、保存しようとするものである。
このため、この資源を開発した場合にエクアドルが得られる金額の50パーセントに当たる36億ドルを国際的な貢献に期待するもの。
エクアドルの政府は,米国、欧州、アラブ諸国などに説明してきており、5日調印された信託では各国の経済的貢献に期待しているが、ドイツは13年にわたって年間5000万ドルを提供することを表明している。
エクアドルがこの保存の約束を守らなかった場合には、参加各国がそれぞれの協力分に応じて資源を要求することが出来る。
同国は提供された資金を、再生エネルギー、地域の環境保全、森林再生、社会や科学技術への投資に活用する。
エスピノサ大臣は6日、このための交渉で中国に向かい、さらに政府ミッションが欧州、アラブ諸国を訪問する。
コレア大統領は、もしヤスニITT・イニシアティブが実施出来ない場合には、政府はヤスニ公園での開発を行う「計画B」を実行すると繰り返し言明している。
このプロジェクト発足時に関係していたロケ・セビージャは、「ヤスニITT・イニシアティブを国民の75パーセントが支持していることから,人気のないB計画に行くのは極めて難しい」とコメントしている。
<写真:ヤスニ国立公園>
(100804BBC Mundo:Ecuador: selva si, petroleo no)
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