4400シェブロン、「エクアドル司法の決定に従わない」(その1)(090924)


米国の石油会社シェブロン社は、エクアドル・アマゾン地域において環境汚染をしているとの訴えに関する裁判について、いかなる裁判にも従わないことを明らかにした。これは、担当のフアン・ヌニェス判事が賄賂に関与しているとされる告発に対し、同判事が裁判を引き続き進める決定がなされことを受けたもの。
すでに16年続いているこの裁判は、エクアドル史上最も大きな環境問題の案件と考えられているが、これにより新たしい段階に入ったことを意味する。
1993年エクアドル・アマゾンの住民がテクサコ社(2001年にシェブロンに吸収された)に対し、26年の石油操業によって環境と健康を損なわれたとして、訴えを起こしたもの。被害賠償額は270億ドルに上る。
ヌニェス判事の交代問題は、22日にスクンビオス州の裁判所で、その法的根拠がないとされた。シェブロンが秘密裏に録画されたビデオを当局に提出したことから、ヌニェスはこの裁判を担当することを中止させられていた。会社によるとこのビデオでは、同判事が将来の環境改善の業者との、賄賂を渡す計画に巻き込まれていること、また石油会社に対する判断をあらかじめ明らかにしたことを証明していると主張している。
BBC Mundoの取材に対し、シェブロンのラ米におけるスポークスマン、ジェームズ・クレイグは、同社はヌニェス判事の決定には一切従わないとし、「我々のポジションは、同判事が直ちにこの裁判から外されるべきであり、彼の判決は無効である」と述べた。
同社は23日、ハーグの国際仲裁法廷に、エクアドルに対する国際仲裁を求めた。
エクアドルの検察は、コレア大統領の与党メンバー(複数)とされる人物が写っているビデオの調査を行っている。大統領は政府はいかなる関与もないとし、「会社は必死になっている。もし誰かが政府の名の下に参加していたとしても我々は知らないことだ」と述べた。
地方検察はまた、国家の検察に対し米国内において法的手続きをするよう求めた。これによると、同社はその役職員を通じて、ヌニェス判事に対する犯罪をそそのかし、米国連邦法規に違反する行為を行ったと主張している。
これに対し、シェブロンはビデオ撮影には関与していないとしている。
<写真:シェブロンの弁護士が主張を展開>
(090924BBC Mundo:Chevron no acatará decisión de juez ecuatoriano)
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