4124ビデラ元大統領が入獄、アルゼンチン(081010)

アルゼンチンのホルヘ・ラファエル・ビデラ元大統領は,自宅拘禁から軍刑務所に入獄した。
ノルベルト・オジャルビデ連邦判事は元大統領の移送を命じ、83歳のビデラは最後の軍政時代の人権侵害犯罪の責任を軍刑務所で償う。
元大統領は、その政権時代に拘禁された女性の乳幼児を計画的に盗んだ犯罪の罪は償っている。
今月10日まで、70歳以上の者には自宅監禁が認められる制度を享受していた。
この元軍人は、2人の企業家の誘拐、70年代から80年代に実行された、反体制者撲滅のためのコンドル作戦など、数多くの責任で告発されている。
アルゼンチンの人権団体は今回の措置を歓迎しているが、行き先が一般の刑務所でないことは不満であるとしている。
「五月広場の祖母」の会のエステラ・デ・カルロット会長は、「ニュースは全く心に落ちるものだ。祝いたいほどの気持ちで受け止めている。この男は独裁政治の象徴の人物で、危険で後悔しない人間だ。うまくやった、また繰り返す、と言うような人間だ」と語った。 1976年3月24日、憲法に基づき選出されたマリア・エステラ・マルティネス・デ・ペロン大統領をクーデターで倒した、軍政最初の大統領である。
その政権時期はアルゼンチンで最も血なまぐさい時代と考えられており、数多くの誘拐と暗殺が行われた。
当時、数多くの秘密拘置所が置かれ、彼の命令のもと、数千人が拷問され、殺害された。
アルゼンチンの人権団体は,軍政時代に3万人が殺害されたとしている。
<写真:ビデラはコンドル作戦や企業家の誘拐で告発された>
(081010BBC Mundo:Argentina:Videla a la carcel)
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