4017何のため?:ブッシュ訪問(その1)(070314)
<La Jornada紙社説>
メキシコでの短い滞在で、アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領は、移民法改正と米国内で働くメキシコ人にふさわしい扱いに関し、本当に実行されるとは思われない提案を行った。
同大統領は、フェリペ・カルデロン大統領に対し、そうした手だてがないとわかっていながら、「あなたが要求すれば、出来るだけ早くそれを実現するために手を貸す。」と述べた。
支持が低下し、追いつめられた(米国の)政権が、弱体で発足当初から問題視されている(メキシコの)大統領を支援することが出来るだろうか?
保全のために入ることが禁じられている場所にまで警備が上がってしまったウシュマルの遺跡を訪問して、ユカタン族の生活に大きな混乱を引き起こし、今日、帰国の途についた。
あとに、「何のために来たのだろうか?」との疑問を残して。
米国史上最も不人気の大統領として、また、ラテンアメリカで最も拒絶された大統領として、ブッシュはウルグアイ、ブラジル、、コロンビア、グアテマラ、メキシコへの訪問で、何ら重要なことを果たさなかった。
訪問国の国民や政府が、米国現政権の残虐な行為の歴史やワシントンにおける政治情勢から、ホワイトハウスの権力が括弧入りになっていることを明確に知っているからである。
第二次ブッシュ政権に関しては、対外政策についての大きなデザインやその再構築がなく、ましてやラテンアメリカについても全くそれがない。あるのはベネズエラ政権を不安定にしようとし、またもはや反故となりつつある自由貿易協定をラ米各国に課そうとする努力のみである。
このテキサス出身の政治家は、「テロに対する戦い」が唯一の政策になった2001年9月11日以降は、ラテンアメリカに関心を示そうとはしなかった。
より権力を維持していた時期に(メキシコとの)移民に関する協定を結ぶような努力をしなかったブッシュは、いまはさらにそうしたことをしようともしない。
(070314La Jornada:Editorial:Para que?)
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