2010/06/27

5230コウクを逮捕:ジャマイカ(100623)

100623coke
 ジャマイカ警察は22日、クリストファー・ドゥダス・コウク41才を逮捕したと発表した。

 アメリカ政府は、コウクがニューヨークなどでコカイン、マリファナを供給したとして引渡しを要求していた。

<写真:麻薬の男爵>
(100623La Jornada: Detiene Jamaica al narcotraficante Dudus Coke)

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2010/06/02

5180軍・警察のパトロールが続く、キングストンで逮捕者500人(その3/終)(100527)

 昨年8月、米国はコウクの送還を要求したが、ゴールディング首相はそれを引き延ばしてきた。チボリ・ガーデンは、同首相の選挙地盤であり、そこはコウクが支配する「小共和国」である。

 一方、その行動から多くの住民がコウクを称えており、事実チボリ・ガーデンはジャマイカ首都で最も犯罪指数の低い地区である(訳注:La Jornada:はジャマイカのロビン・フッドと書いている)。

 「先ず神、それからドゥーダス」。コウクをアメリカ送還から守るために行われたデモのプラカードには、こう書かれていた。
 別のものには「イエスは我々のために死んだ。我々はドゥーダスのために死ぬ」とあった。しかし現在この国が窮地に立っていると指摘する人もいる。「黒人が困っているときには、神がいたことがない。」地元紙への投稿である。

 「コウクは実業面で影響力のある人間であり、首相とその政党との結びつきも強い。」25日、ある専門家は指摘する。「契約のお陰で、彼の会社は政府から多くの仕事を受けている。」

 ジャマイカでは、2政党のうち、地域や国中心部の選挙区を押さえた政党が、交代で政権に就くことが通例になってきた。権力と選挙での勝利を確実なものにするためには、各地域の「一味」と連携しなければならない。近年麻薬の首領、ドンが力をつけてきており、その中で最も影響のあるのがコウクである。

 今回のチボリ・ガーデンへの攻撃で、初めて犯罪組織への対決姿勢が表れたと見られている。いずれにしても、コウクとの対決がジャマイカを後戻りできない局面にまで持って行くのかどうかは明らかではない。「犯罪が2つの支配政党を巡って紛糾している。」と、この政治専門家は言う。

(100527La Jornada: Patrullajes de ejercito y policia en Kingston; unos 500 detenidos)

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2010/05/31

5172軍・警察のパトロールが続く、キングストンで逮捕者500人(その2)

 ゴールディング首相は、警察と軍が行った攻撃に行き過ぎがあったかどうかを調査すると約束した。「政府は、治安部隊、それに交戦に巻き込まれた無関係の市民の生命が失われたことに心からの哀悼の意を表す。」ゴールディングは下院でこのように表明した。そして治安部隊が「この無秩序の状態に終止符を打ち、被害を受けた地域の法と安寧を回復する」ことを約束した。

 キングストンのデスモンド・マッケンジー市長は、住民が軍の「執拗な攻撃」命令に文句を言っていると述べた。市長はテレビのインタビューで、「住民は生きる権利がある。彼らは腹が減っている。」ジャマイカ赤十字は、この地域に食糧の配給を始めることを明らかにしている。警察は、住民が家に留まるよう勧めており、学校は3日続いて休みになっている。フランス、イギリス、カナダ、中国、米国は、自国の市民に対し、ジャマイカの首都を旅行することは危険だと警告している。ここでは、毎年約1,700人が殺人事件に遭っている。

 コウクは、この貧困な地区では住民の深い賞賛の的となっており、住民は彼が仕事、教育、安全など、他では提供してくれないものを与えてくれる人物と見ている。この麻薬取引業者のボスはまた、政治指導者とも関わりを持っている。

 ゴールディング首相のスポークスマンは、同首相がコウクと政治的連携があると非難した国際プレスの情報を否定した。野党のメンバーは、首相がコウクのアメリカ引き渡しを拒み、アメリカの提供した証拠を「違法な電話盗聴」によるものだと主張しているとその責任を追及している。

(100527La Jornada: Patrullajes de ejercito y policia en Kingston; unos 500 detenidos)

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2010/05/28

5161軍・警察のパトロールが続く、キングストンで逮捕者500人(その1)(100527)

100527patrullas
 26日、新たな銃撃戦の音がジャマイカの首都キングストンの各所で聞かれ、治安部隊は麻薬取引業者のグループと思われる部隊と衝突し、4日目に入った抗争は、当局によると50人の死者を出したが、報道や病院筋は60人に上るとしている。

 兵士や警官は、麻薬や武器の取引で米国から引き渡しを要求されている、犯罪組織のボスとされるクリストファー・ドゥダス・コウク41才を捜索している。

 首都の街路は人気や交通がほとんどなく、学校や商店はほとんど閉鎖されている。兵士や警官が装甲車を走らせて警戒している。ブルース・ゴールディング首相が出した緊急事態宣言は3日続いている。

 チボリ・ガーデン地区で24日に始まった衝突による死者の大半は若者で、大半がコウクの組織のメンバーか支持者だと見られている。警察がドゥダスの砦となっているチボリ・ガーデンに突入したときに、彼らは銃撃を受けた。チボリ・ガーデンでの銃撃は、26日には徐々に聞かれなくなっている。兵士は約500名を逮捕した。

 市民擁護官のヘロ・ブレアーらは、現場を回って60名の死者があったと説明、さらに死者の多さと押収した武器の少なさに懸念を示した。押収したのは自動ライフルAK-471挺を含めてわずか4挺だった。

<写真:人気のないチボリ・ガーデン地区>
(100527La Jornada: Patrullajes de ejercito y policia en Kingston; unos 500 detenidos)

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2010/05/26

5141ジャマイカ:キングストンで緊急事態宣言(100525)

 ジャマイカ政府は、首都キングストンの2カ所に緊急事態宣言を発した。

 米国から引き渡しを求められている麻薬取引業者のボス、クリストファー・ドゥダス・コウクの関係者と見られる者が警察署に対して発砲と爆弾を仕掛けたため。
 少なくとも1名ずつの警官と市民が負傷した。

(100525La Jornada:estado de emergencia en la capital de Jamaica)

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