4667ホンジュラスの危機が先鋭化(091218)
クーデター派とセラヤ派との緊張が、非難合戦と衝突による4人の銃による死から、再び高まり、6月のクーデター後の政治的解決に達する可能性を危うくしている。
ロボ次期大統領は、セラヤがブラジル大使館を離れ、ミチェレッティが退くよう説得している。
(091218La Jornada: Violencia agudiza crisis hondureno)
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クーデター派とセラヤ派との緊張が、非難合戦と衝突による4人の銃による死から、再び高まり、6月のクーデター後の政治的解決に達する可能性を危うくしている。
ロボ次期大統領は、セラヤがブラジル大使館を離れ、ミチェレッティが退くよう説得している。
(091218La Jornada: Violencia agudiza crisis hondureno)
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メルコスールの首脳会議がモンテビデオで開催された8日、招待されたメキシコとコロンビアの外相(大統領は欠席)が、ホンジュラスの現状を肯定する発言をした直後、ウーゴ・チャベス大統領が流れを遮った。
「我々は非常に懸念している。ここに座っている国の中には新政権を認めている者もいる。」
「これは、もしベネズエラにクーデターが起こり、チャベスがブラジル大使館に逃げ込んだ時、人々を殺害し、3ヶ月後に右派の人間が選挙をしていいということか? そして、ペルーやコロンビアは、そのような政府を認めるということか?」
メルコスール・サミットは、ホンジュラスのクーデターを強く非難して閉会した。
コミュニケを読み上げたウルグアイのバスケス大統領は、ホンジュラスの現状について、「人権の深刻な侵害は受け入れられない」と発言した。
ところで、ベネズエラのメルコスール加盟については、9日のブラジル上院で採決される。
これまでアルゼンチンとウルグアイは批准しており、残っているのはブラジル上院とパラグアイ議会である。
<写真:ベネズエラのメルコスール加盟がブラジルで採決される。>
(091209BBC Mundo:Mercosur no reconoce triunfo de Lobo)
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ホンジュラス政府麻薬対策の最高責任者で、”ツァー”で知られる、フリアン・アリスティデス・ゴンサレス退役将軍57才が、8日の早朝にテグシガルパの郊外で、銃弾を受けて殺害された。、
ゴンサレスはこのポストに5年おり、間もなく退職することになっていたことから、なぜ護衛なしに車で出かけたのか、警察が捜査している。
ホンジュラスは、コロンビアなどからの麻薬の通路になっており、ラテンアメリカで殺人数の多い国の一つで、麻薬に関わるものが多い。
昨年,7,235人の殺人があったが、前年より25パーセント増加しており、専門家は「ホンジュラスでは2時間に1人が、暴力の犠牲になっている」と話す。
<写真:当局はゴンサレスが護衛なしに出かけた理由を捜査している。>
(091208BBC Mundo:Asesinan al "Zar" antidrogas e Honduras)
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米州協議会によると、パナマとペルーのみがホンジュラスの選挙結果を認める用意があり、メキシコは未決定である。また、コロンビアはおそらく米国と同じ姿勢を取るだろう。
アメリカ政府の賭けは、このあとラテンアメリカに何が起こり、何がなされるかである。ケリー報道官は今週、「ホンジュラスにいる国際監視団の意見を聞き、その後ラテンアメリカの友人と同盟国の意見を聞いてから、選挙についての我々の決定をすることになるだろう」と述べた。国務省は、選挙プロセスを「ホンジュラスの危機を解決するために重要な部分」と強調したが、同時に「それが公正で透明であるか」にかかっているとも説明した。
このことはオバマ政権が、ブラジルやアルゼンチンのように、ラ米でより強硬な反対を主張する国々を乗り越えようとしていることの表れであると指摘するアナリストもいる。
「我々がホンジュラスで期待しているのは、集団で民主主義を守るため、米州機構(OEA)とそのメンバーの信頼性以外のなにものでもない。」今週バレンスエラはOEAの常任理事会でこのように発言した。しかし、ラテンアメリカの多くのリーダーやアナリストが指摘するように、アメリカの西半球における信頼性もまた求められている。
(091127La Jornada: EU logro apoyar el golpe en Honduras y aprentar respaldo a Zeraya: analista)
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米州協議会の政治分析ディレクター、クリストファー・サバティーニは、オバマ政権がホンジュラスのケースで、民主主義を守るというラテンアメリカ地域の合意を捨て去る決定をしたことで、「アメリカは、ベネズエラやボリビアが反民主主義的な行動をとって、立法や司法の権限を侵したとしても、それを非難する能力も権威も失ってしまった」と解説する。
サバティーニはLa Jornadaとのインタビューで、選挙によってクーデターに合法性を与えようとするのは誤りであり、「ラ米におけるオバマ大統領のイメージを損なうことになる。」
さらには「選挙を認めたことは、保守派の勝利になった」とコメントする。保守派の力が、ラテンアメリカでも米国でも「効果的で、印象的で、これは悲しいことだ。」しかしこの保守派の力は、「今回の戦いには勝ったが、ラ米に対する外交のコストという意味で、負けていたのかも知れない。」
経済政治研究センター(CEPR)の共同会長であるマーク・ワイスブロットは、オバマ政権が当初からクーデターを支持していたと見ており、La Jornadaとのインタビューで、「クーデターを支援し、セラヤ大統領を支持するフリをしていた」と説明する。2人のアナリストは、選挙でクーデターを洗い流すことはできないとのラ米の多くの立場に賛成する。
ワイスブロットは、オバマ政権は「その決定に対するラ米の反発に驚いている。彼らはこのような明確なことが容易には理解できないのかも知れない。」
「私たちは孤立しているのかどうかわからない。」地域のほとんどの国が反発している事態に対して、ワシントンはその立場をどのように説明するのかと問われて、米国国務省のイアン・ケリー報道官はこのように答えた。「他の国がホンジュラスに関してどう考えているか、心配しないことにする。」
(091127La Jornada: EU logro apoyar el golpe en Honduras y aprentar respaldo a Zeraya: analista)
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22か国が参加したイベロアメリカ・サミットは1日、セラヤ大統領の復帰が不可欠なことで一致したが、11月29日の選挙結果については合意が得られなかった。
(091202La Jornada: Concluye Iberoamericana sin consenso sobre comicios en Honduras)
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(11月27日ニューヨーク発)
オバマ政権は、ラテンアメリカの古いスキームと新しいそれとの間にはまってしまい、アナリストによると、ホンジュラス問題ではクーデターと29日の選挙を認めることになった。
ワシントンの選択肢は、慎重なやり方でクーデターを支持しつつ、公にはセラヤを支援することだったとの見方もあれば、オバマがラ米の保守派とそれに連なるラテンアメリカの保守派の連携に敗れたとの見方もある。しかし、アナリストの間で一致しているのは、ワシントンのホンジュラスに対する政策が、必ずしも厳しい形ではないにしても、ラ米におけるオバマ政権への信頼を傷つけたことだ。
10月末、憲法上正当なセラヤ政権とクーデターによるミチェレッティ政府との合意交渉のあと、オバマがセラヤの復帰を前提条件とせずに選挙を実施することを認める決定をしたことは、米国国内の保守派の賞賛を得た。
これに伴い、これまでの交渉の中心人物でブラジル大使への転身が決まっているトーマス・シャノンの後任である、米州関係次官補アルトゥーロ・バレンスエラの上院における人事承認の解除を、保守派のジム・デミント議員が行った。
シャノンらがセラヤは選挙前に復帰する必要はないと言明した後に、デミントは「オバマ政権がついに誤ったホンジュラス政策を転換し、選挙を認めることになったことは喜ばしい。クリントン国務長官とシャノンは、アメリカはセラヤが復帰しなくても選挙結果を認めると確認した」と述べた。
デミントとキューバ出身のイレアナ・ロス-レーティネンらの共和党議員は、ワシントンにおけるクーデター政権支持を推し進めることに成功した。この体制とその支持者は、暗躍のために60万ドルを使ったと「ザ・ニューヨーカー」誌は報じている。このグループの中には、ビル・クリントン元大統領とヒラリー・クリントン国務長官の元弁護士のラリー・ディビスのような人物が雇われていることは、すでにLa Jornada:が報じた。
(091127La Jornada: EU logro apoyar el golpe en Honduras y aprentar respaldo a Zeraya: analista)
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