(10月4日ボリビア、ウユニ発)
多くの困難の中、政府は2008年5月ウユミ岩塩坑において、炭酸リチウム開発調査のためのパイロット・プラント建設を開始した。
「2009年末あるいは最悪の場合でも2010年初めには、プラントが完成する」パイロット・プラントの責任者マルセロ・カストロが説明する。このインフラストラクチャーの建設サイトは、海抜3,700メートルの位置にあり、少なくとも1万立方キロメートルの岩塩地層に囲まれている。
プラントは年間で500トンの炭酸リチウムと他の副産物を生産する予定である。
このパイロット・プラントの成果により、ボリビアは中期的には年3万トンの炭酸リチウムを生産する工業プラントの設計を決定することができる。
世界最初の炭酸リチウム生産国である隣国チリは、現在年間約4万トンの処理を行っており、世界への供給の40パーセントを占めている。
専門家は、ボリビアは民間企業の協力がなければ、生産の目標を達成できないだろうと見ている。
政府は日本の住友と三菱、韓国の企業(単数)と対話を始めたが、先行しているのはフランスのグループ、ボジョレーである。
「フランスからは提案を受けており、いま我々は書類にしたものを求めている。彼らはボリビア政府に工業化政策に合わせてきている。」工業大臣のルイス・アルベルト・エチャスは言明する。
パイロット・プラントの責任者マルセロ・カストロにとって、リチウムはボリビアが貧困から抜け出す好機である。「財政面ではボリビア国民のための偉大な勝利であり、環境面では地球のための勝利である。」
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91005La Jornada: Transnacionales, tras el preciado litio boliviao)