
<前回は3997でした。>
-スキャンダルは大統領にどの程度影響を与えたか?
○相対的なものだ。アルバロ・ウリベ大統領のイメージは少しは損なわれたが、世論調査では大統領の支持率は依然として高い。
最近の上院で、マリア・コンスエロ・アラウーホ外相に対し、その兄弟のスキャンダルに対する質疑が行われ、野党のグスタボ・ペトロ議員は、「ウリビスモ(ウリベ支持者群)」を形成し、捜査の対象となった政治家とウリベとの結びつきを批判した。
ペトロはたとえば、2006年3月再選を目指していた大統領は、シンセレホ市のクラブで民兵組織との関わりを疑われている指導者層がともにいた行事に参加したと指摘した。この中には、ムリエル・ベニート議員、ハイロ・メルラーノ上院議員、サルバドール・アラーナ元知事がおり、最初の二人は現在獄中におり、三人目は当局から逃亡した。
-なぜ、ウリベが民兵組織と結びつきがあるとされているのか?
○90年代中頃、当時のエルネスト・サンペル政権は、地方や都市部に市民で構成する治安会社を創設することを認めた。これら会社は[Convivir(共存)」と名付けられ、地方におけるゲリラ制圧のためのものと考えられた。
この計画に熱心な賛同者の一人がウリベで、当時は治安情勢が悪かったコロンビア北西部アントキア県の知事だった。
アントキアには多くのConnvivirが設けられ、ウリベは政敵と対抗した。その後この組織は人権団体によって厳しく批判され、中央政府はこれを非合法化することを決定した。民兵組織は様々な地方で盛んになったが、その一つがアントキアである。
現在、コロンビア自警軍連合(AUC)の最高指導者であるサルバトーレ・マンクソは、Convivirを率いていたが、それがコルドバ県の民兵組織になり、その存在を誇った。
この地域にはウリベの農場があるが、これまで民兵組織との関係を裁かれたことがなく、現在は大統領としてゲリラや民兵組織のない国家の公約をしている。
<写真:民兵組織リーダーの監獄移送は、交渉の障害となっている。>
(061219BBC Mundo:Claves del proceso con los paramilitares)